M-51Parkaに関する2,3の事柄

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ベオギュン(Beo gấm)の泥濘(その3) 結局、TAKASHIMAYA MIL-C-5390F(WEP)のパターンはKIFFEやCISO(28June1967)パターンと一緒なのか?の巻

 突然始まったベオギュン(ベオガム)シリーズその3は、前回紹介した"KIFFE"ブランドの日本製ベオガム2ポケットジャケットやCISO見本(June1967)の端切れパターンと、高島屋サマーフライトカバーオールのパターンは共通しているのか?していないのか?という問題についてです。って言われてもそんなことを気にしている趣味の人ってたぶん多く見積もってもせいぜい日本で30人くらいじゃないか?とも思うのですが(笑)。
 まあ、そんなわけ(どんな?)で典型的なパターン部分を並べて比較してみました。もちろん、CISO見本の端切れは手元には無い(笑)し、高島屋のカバーオールも当然手元にないので、そこはそれぞれUSミリタリアフォーラムのWeb写真と、杉並ワークスさんの「虎模様戦闘服」の一部を引用させていただきました。謝意を表します。

三者を並べてみました。
左:TAKASHIMAYAのサマーフライトカバーオール
中:CISO見本(june1967)
右:KIFFEのミドルウェイト生地
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比較するときわかりやすいように、いくつかの柄の指標にマーキングしてみました。
結論としては、「同じパターン」としてよいと思います。
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参考:TAKASHIMAYAカバーオールのコントラクトタグ
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写真引用元はおなじみUSミリタリアフォーラム
あるいは

このページには、同じパターンの2ポケメタルボタンタイプのジャケットも!

国内ウェブサイトサイトの有名どころとして
川村は、こちらのサイトにて初めて高島屋コントラクトのサマーカバーオールを知りました!!

注:表題の「Beo gấm」についてはブラウザによって?表記が誤っているかもしれません。

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by poemaquince | 2018-11-18 10:51 | tiger stripe | Comments(2)

ベオガムの泥濘(その2) 三つの《KIFFE》MADE IN JAPANの巻

 突然始まったベオガム(BeoGam)シリーズその2は、60年代頃に"KIFFE"ブランドにて生産・輸出された日本製ベオガム(あるいはダックハンター)2ポケットジャケットについてです。
それでは現時点で確認できた"KIFFE"の3っつのパターンを写真で見ていきましょう。


右:いわゆる「ダックハンター」パターン
左:どちらかといえば「ベオガム」っぽい感じ
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まずは「ダックハンター」(右)のタグ
KIFFEブランドは、米国のブランドのようなのですが、一連のタグには「made in Japan」の表示があります(いやコレはほつれててみえないけど)。
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「ダックハンター」のフロントボタン 陸自と同じ仕様のボタンに注意 比較に陸自リペア用ボタンを置いてみました。
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同じく、胸ポケットのボタン フロントボタンに比べて一廻り小さいことに留意
輸出用2ポケカモジャケットは、日本製、香港製両者とも胸ポケットのボタンが一廻り小さい仕様になっている。
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どちらかといえば「ベオガム」っぽい感じ(左)のタグ
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「ベオガム(っぽい)」のフロントボタン なんと、タイガーストライプと同じダークグリーンのラウンドバックタイプ(ただし薄いやつ) 比較としてタイガーストライプボタンhttps://parkashell.exblog.jp/238320847/ を並べてみました。
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KIFFEのベオガムタイプ二種
右は紛れもなく「ベオガム」
左は、既出の「ベオガム(っぽい)」もの
いやまあどっちも「ベオガム」だけど。
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「ベオガム」(右)のKIFFEタグ
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もちろん襟の裏に補強ステッチはない。フード用のボタンループに注意
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フロントボタンは陸自型(JSDFtype Button)
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背面全景 なんとこのパターン「CISO」の見本用に提出された1967年6月の記載のあるミドルウェイトファブリックとほぼ同じパターンであった。
追記:このパターン、有名な「高島屋サマーフライトカバーオール」のパターンと同じ説、異なる説、両方あるけどどっちなのだろう?
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詳細はおなじみUSミリタリアフォーラム参照
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by poemaquince | 2018-11-10 08:00 | tiger stripe | Comments(0)

ベオガムの泥濘(その1) 香港 Beo Gam の奥深き世界

というわけで、突然始まりましたベオガム(Beo gam/ベオ・ギュン)シリーズ
記念すべき第1回は、Hong Kong製ベオガムについてです。
それでは写真で見ていきましょう。

まずはSTORM-PRUFの2種類のパターン
右がつなぎタイプ、左は典型的な2ポケタイプ
色調は似ているが、パターンが異なることに留意
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ラベルの詳細
つなぎ(カバーオール)のもの
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ラベルの詳細
2ポケタイプの場合
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カバーオールの襟元
ブループラスチックボタンとVKKファスナに留意
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タグなし2ポケタイプ上着(右側)との比較
タグラベル等は失われているが、ボタンおよび生地から香港製と推測される。
右:カバーオール型のベオガムパターンと同じであることに留意
左:STORM-PRUFのラベル付きのもの
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STORM-PRUFについているグレーボタン
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同じく右側の2ポケタイプ上着のフロントボタン
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別の事例、2種類
60~70年代?にかけて、米国への輸出用ハンティングジャケットとして大量生産されたものと推測される。
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右の2ポケ上着のラベル
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同 ボタン
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左の2ポケ上着のラベル
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同 ボタン
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上記4パターンを並べてみたもの
左から
STORM-PRUF
ラベルなし(STORM-PRUF?)
CROWN HUNTING CLOTHING
HUNTMASTER
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by poemaquince | 2018-11-07 20:00 | tiger stripe | Comments(0)

M-1948 PARKA のヴァリエーション 腕のポケットが無いよ

 いわゆるモッズパーカの始祖として有名なM-48パーカですが、たまに「腕のポケットが無い」タイプという特徴的な外観を持つ個体が観察されます。

 このタイプは、M-48PARKAの中でもそこそこ頻回に見かけますので、個体のエラーとしてではなく明らかに仕様としてのプロダクトと考えられます。

 

では、写真を見ていきましょう。

左 通常のM-48パーカ

右 左上腕にポケットがつかないタイプ

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左上腕部の比較


背面

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内側

上腕ポケット以外に特に両者に差異は見られない。

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腰ポケット裏面のラベル

右が、上腕ポケットなしのタイプ

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ポケットなしタイプのもの

表示がかすれてしまっているが通常タイプと特に異なる点は見当たらない。

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通常タイプのラベル(一例)

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ライナーをつけた状態(全景)

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いままで「M-48入手したけど腕ポケットが無いからにせもの?」「痕はないけど取られたもの?」と不安になられてた方は、どうぞご安心ください。


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by poemaquince | 2018-11-02 22:37 | parka | Comments(0)