当時の川村は、TDSとTDVの柄のピッチがそれぞれ17~18インチ(TDS)、13~14インチ(TDV)と大きく差があったのでTDVについては検討の考慮から外していたのでした。
その後も折につけ、気にはなっていた問題ではあったのですが、そもそもTDVなんてレアなパターンは入手できる機会もパターン生地で実地に検証する機会もないだろうなあと思っていたのでした。
それでも、前回の考察が、いまからみるとやや「見切り発車」的なところもあったのでは?と考え、今回はもう少し丁寧に検証してみたいと思い、再考してみました。
前回の考察は、帽体裏面の鍔(つば・ブリム)の部分のみを基に決めてしまっていました。
今回は、帽体上面の鍔(つば)の柄も、確認のため合わせてみました。
一見、ぴったり重なるのですが、微妙に柄の異なるところを発見
しっぽのツノの方向が前方に出ているのか後方へ出ているかの違いです。(付箋にて示す)
果たして、この違いについてTDVはどうなっているのか、さっそくジョンソン先生の「TIGER PATTERNS」にて確認
TDVについては、ツノは右後方に突出(〇にて囲み示す) R.D.Johnson "TIGER PATTERNS"p153より引用
同じくTDSの場合、ツノは左前方に突出していることに留意(※)
このことにより、TO79はTDVであることの蓋然性が高まってきました。
このウラを取るため、ネット上のほかの個体写真で検証してみます。
例えば、こちらの個体
なんと、三叉柄の下方にメルクマールのくの字(ってゆーか"つ"または"ヲ"の字)が見えます。
比較のために再び「タイガーパターン」153ページを参照してTDV写真と比較してみます(比べやすいように画像を回転させてみました)。
R.D.Johnson "TIGER PATTERNS"p153より引用
というわけでTO79は、ほぼTDVであったということでした。
さて、ではあのTDSとTDVの柄のピッチの差はどう考えれば説明できるのだろうかとお風呂のなかで、ぼんやり考えておりました。
あ、そうか!ピッチが異なれば柄自体も引き延ばされるとなんとなく考えていた自分の誤りに気付いたのでした(ヘウレーカ!アルキメデスか?)。
そもそもプリントロール径が異なる場合、その柄の間に新しいパターンが「挟まったり」「抜けたり」するというのが原則なわけで、したがってパターン繰り返し間のピッチが異なっていようとも、特定の柄そのものの配置にはあまり影響しないということをあらためて明確に認識するに至ったのでした。
注(※)言わずもがなのことですが、パターンには絶対的な上下左右があるわけでなく、あくまでこの写真での便宜的・相対的な上下左右を表しています。
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