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M-51Parkaに関する2,3の事柄

ジャングルファティーグの見分け方 レプリカを高値で掴まないために(入門編)

いわゆるフリマアプリやネットオークションの隆盛は、軍ものを入手するのに非常に便利になった反面、写真でしか現物を確認できなかったり、説明が間違って(あるいは故意に?)いたり、リスクが伴うという一面もあります。
せいぜい数千円の被害ということならいざ知らず、レプリカを実物と称して(あるいははっきり書かずに誤認させ)数万円で売り抜けるという事例もまれにみられます。
今回は、そういった被害に逢われないように基本的なチェック項目のいくつかを入門編として記述してみたいと思います。なお、今回の記述はあくまで一例であり全ての事例に当てはまるものではないことは、あらかじめ申し添えておきたいと思います。

ケース1

ジャングルファティーグ1stの場合
ジャングルファティーグ1stはその独特のポケットデザインなどからビンテージファッションアイテムとしても人気が高く、タマかずの少なさも相まって値段が高騰しがちです。1stから4thまでの特徴が頭に入っている古着おたくな人はあまり間違えないとは思いますが、今回は入門編ということで再度確認したいと思います。

このケースでは、ラベルが磨滅して読み取れない状況でした。
<外観の特徴をチェックしよう>
まず、正面の写真からわかることを読み取ってみましょう。
ジャングルファティーグの見分け方 レプリカを高値で掴まないために(入門編)_a0164296_22331134.jpg

写真で見る限り全体的雰囲気はオッケーです。ポケットの形に違和感もありますが写真写りの影響かもしれません。
ボタンの数を数えてみます。1stの場合6個です。この写真ではひとつ足りませんが、ボタンホールを確認できませんので6番目が取れてしまってるだけの可能性もあります。この時点で判断は保留です。


背面の写真です。
ジャングルファティーグの見分け方 レプリカを高値で掴まないために(入門編)_a0164296_22330631.jpg
背中のバックヨークに注目です。この時代にバックヨークはまだ早すぎます。
また、袖の作りが4thの最終型になっています。
この段階でほぼレプリカと断定して差し支えないと思います。


ケース2

<インストラクション/コントラクトラベルをチェックしよう>
次のケースは、ジャングルファティーグとRDFジャケット(cort,hot weather )の中間移行モデルといった内容です。実物であれば、試行品の非常にレアなモデルといえそうです。
ジャングルファティーグの見分け方 レプリカを高値で掴まないために(入門編)_a0164296_22330197.jpg

ジャングルファティーグの見分け方 レプリカを高値で掴まないために(入門編)_a0164296_17291698.jpeg
ラベルの拡大写真をみてみます。
ジャングルファティーグの見分け方 レプリカを高値で掴まないために(入門編)_a0164296_22325675.jpg
生地はノンリップであることが確認できます。ボールペンのチェックもいかにもサープラス品であることを物語ってます。品名もホットウエザーコートでおかしくはないです。会計年度も70年、いかにもありえそうですね。しかしコントラクトがDLAであることに留意してください。1970年にDLA(ディフェンス ロジステック エージェンシー)はまだ存在しません。
ということで残念ながらこちらもレプリカ(というか架空モデル)と言って差し支えないと思います。

それぞれのお品物、3万円台での出品でした。くれぐれもご留意ください。(合掌)

追記:うわあ、この出品者、レプリカタイガーストライプADSを
69,980円で売り逃げ、てゆーか詐欺?刑事事件?
ジャングルファティーグの見分け方 レプリカを高値で掴まないために(入門編)_a0164296_11464255.jpg





by poemaquince | 2019-06-07 22:43 | jungle fatigue | Comments(11)
Commented at 2019-06-08 10:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by poemaquince at 2019-06-08 17:28
kkkさま
コメントありがとうございます。
質問はウエルカムですが、質問ー回答はできれば公開とさせていただきたいと思います。
それでもよろしければ、写真をお送りください。
puebro_unido@yahoo.co.jp
なお、質問内容に必ずしも適切に回答できるかどうかわかりませんのであまり期待はしないでくださいね。
Commented at 2019-07-05 17:12
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by poemaquince at 2019-07-05 17:34
> Tonさん
Commented by poemaquince at 2019-07-05 17:40
「キモい死ねや」
というヘイトコメント(非公開)を、このブログを開始してからはじめていただきました。
にぽん社会のコミュニケーション劣化を象徴して興味深いのですが、軍もの趣味、古着ビンテージ趣味がキモいということなのでしょうか?知りたいところです。
Commented by gtgtkun at 2020-06-08 18:28
失礼致します。
少しご意見いただきたく、コメントさせていただきました。
先日古着屋で2ndモデルを発見し、2ndにしてはそれなりに手頃な価格だったのとサイズ感も良かったのであまり考えずに購入致しました。
しかしあとになって見ると、エポレットやウエストアジャストがあるにも関わらず、ガスフラップが無いのとバックヨークがあることに気づきました。
2ndから3rdに移行する際のイレギュラー物なのか、はたまた単なるレプリカなのかご意見いただけませんでしょうか?
ちなみにラベルは取れてしまっており、首のラベルも薄れてしまって読み取れません。
ですが裾周りにけっこうダメージがあったり、そでに破れがあったりと見た感じの雰囲気は年代を感じさせるものでございます。
Commented by poemaquince at 2020-06-09 23:04
gtgtkunさま
ご質問ありがとうございます。
いただいた情報のみで、断定することはできませんが、2ndの特徴を持つバックヨーク付きの実物は存在します。
(https://parkashell.exblog.jp/20139077/
  で紹介しているDMZさんのブログを参照願います)
実物であれば、レアなのではないでしょうか。
Commented by Ackey at 2022-05-05 20:36
コメント失礼いたします。
ジャングルファティーグ1stデッドストックを古着店で見かけたことないのですが、先日ヤフオクに出てました。
本物かも知れませんが、偽物も多いのでしょうか?
Commented by poemaquince at 2022-05-07 11:14
Ackeyさま
仕事でバタバタしておりコメントのお返事遅くなり恐縮です。
1stのデッド、うーん、何とも言えませんね。たまに精巧なレプリカが実物当時ものとして出品される例はあると思います。
本日(2022/5/7am)時点でジャングルファティーグ1stで検索して表示・出品されているもののなかに明らかなアウトなものは無いように見えます。
Commented by りゅう at 2022-10-03 01:40
失礼致します。
ミリタリーヴィンテージについて調べていた所、此方の記事に辿り着きました。
恐縮ながら質問させて頂きたいのですが、当記事にDLA100-70とあるものは架空品との事ですが、管理人様の仰る架空品とは=民間品の事でしょうか?
と言いますのもDLA100-70の物が有名古着屋から普通の古着屋まであまりにも多くヴィンテージミリタリーとして売られてます物で疑問に思った次第です。
スタッフの知識不足でしょうか?
どうかご教授よろしくお願い致します。
Commented by poemaquince at 2022-10-03 19:31
りゅうさま
ご質問ありがとうございます。
架空モデルの意味は、存在しないファティーグの型だよねという意味です。民生品という言い方でもはずれではないと思います。
DLAというのは、役所の名前で、DSAという役所が77年に改編されたものです。なので、DSA100-70-・・・はたくさんあると思います。ここでいう70は会計年度を指します。1977年にできた役所が1970年に契約はありえないよねということで、DLA100-70-・・・は後世につくられたものという意味です。で、それを「ビンテージ」として売っているのが、ただの勉強不足なのか消費者をぼったくっているのかというのはお店に聞いてみてください(笑)。