突然始まったベオガム(BeoGam)シリーズその2は、60年代頃に"KIFFE"ブランドにて生産・輸出された日本製ベオガム(あるいはダックハンター)2ポケットジャケットについてです。
それでは現時点で確認できた"KIFFE"の3っつのパターンを写真で見ていきましょう。
右:いわゆる「ダックハンター」パターン
左:どちらかといえば「ベオガム」っぽい感じ
まずは「ダックハンター」(右)のタグ
KIFFEブランドは、米国のブランドのようなのですが、一連のタグには「made in Japan」の表示があります(いやコレはほつれててみえないけど)。
「ダックハンター」のフロントボタン 陸自と同じ仕様のボタンに注意 比較に陸自リペア用ボタンを置いてみました。
同じく、胸ポケットのボタン フロントボタンに比べて一廻り小さいことに留意
輸出用2ポケカモジャケットは、日本製、香港製両者とも胸ポケットのボタンが一廻り小さい仕様になっている。
どちらかといえば「ベオガム」っぽい感じ(左)のタグ
KIFFEのベオガムタイプ二種
右は紛れもなく「ベオガム」
左は、既出の「ベオガム(っぽい)」もの
いやまあどっちも「ベオガム」だけど。
「ベオガム」(右)のKIFFEタグ
もちろん襟の裏に補強ステッチはない。フード用のボタンループに注意
フロントボタンは陸自型(JSDFtype Button)
背面全景 なんとこのパターン「CISO」の見本用に提出された1967年6月の記載のあるミドルウェイトファブリックとほぼ同じパターンであった。
追記:このパターン、有名な「高島屋サマーフライトカバーオール」のパターンと同じ説、異なる説、両方あるけどどっちなのだろう?
詳細はおなじみUSミリタリアフォーラム参照