邦人救出というフィクション
そして、アレ政権が事例として持ち出すのが「邦人救出」というたとえ話しです。「邦人(民間人?)が避難のため乗船している同盟軍の艦船が攻撃を受けそうになったとき、近くにいる自衛艦がそれを助けず見殺しにするのかっ!!」とかいういかにも3Kシンブン信者の喜びそうなシチュエーションです。はあ〜(ため息)、そもそも民間人が、何で外国軍の艦船に乗る?普通は非軍事の政府チャーター船とか航空機で避難するでしょう。百歩ゆずって、同盟軍の近くに日本の自衛艦がいるのであればそっちに乗せろよという話です。そんな特殊な状況を持ち出して一連の法改正が「平和と安全法制」というのだから政権の程度が低すぎです。
未来の日本社会の安全保障のために、もっとリアルな長期戦略を持てよって感じです。世界大戦にまで至った昭和の軍国主義ファシズムをきちんと総括して近隣諸国に反省を表明することが、道義的にも経済的にも安全保障上もリーズナブルな選択でしょう。米国のリバランスドクトリンには形だけお付き合いさせていただいて、日本は今まで70年も戦争をしないでやって来た(アジアの近隣の戦争ではちゃっかりもうけちゃってたけど)のだから、日本国の非戦の実績を積み上げて「紛争屋(たとえば紛争屋の外交論―ニッポンの出口戦略 (NHK出版新書 344)
)」としての国際ブランドを押し出していけばいいのに。
アレ政権の薄っぺらい歴史観と勘違いで、隣国の軍事的台頭にレイズで対抗しようとしているこの戦略感のなさが二重にため息です。
平和と安全のための法改正というこの流れ、いやまずいでしょ。自衛官であっても「政権の都合」で死ぬ必要はありません。
全て悪いワケじゃないけど、殆どやっている事が悪い政権だ。
アレノミクスについても、株高と円安で、株を持てる資産家と大手輸出企業は絶好調ですが、雇用の非正規化、賃金の低下はさらに進んでもうブラック企業どころかブラック国家状態です。
少し戦史読んだだけでも、ロジスティックスが重要な事は判る筈だが・・・。
最高指揮監督者がアレだとGA隊員もやってられないだろうなぁ。


