フォルカーシュレンドルフ「パリよ、永遠に(Diplomatie)」観てきました。

映画の内容については、マライ・メントライン女史のこちらのHPが的確な解説をされているので是非ご参照ください。
http://young-germany.jp/2015/03/『パリよ、永遠に』フォルカー・シュレンドルフ/
おおっ、上記参照先には、「東部戦線の神様」熊谷徹先生のHPが!
http://www.newsdigest.de/newsde/column/dokudan/1869-756.html
監督と外交官と将軍(将軍の「肩そで」にはクリミアシールドが)

見比べるで思い出しましたが、44年7月20日事件を扱った「ワルキューレ」(2008)は期待が大きかったので、後半の展開(アメリカ映画にありがちな、ドラマチックに盛り上げようとして展開が嘘くさい)にがっかりしたものです。子どもの頃、シュタウフェンベルクを描いた白黒映画(タイトル不明/たぶん「Es geschah am 20.juli」)をテレビで見て甚く感動したことと比べていたのでしょう。もう一度しっかり見てみたいのですが。
たぶん、この映画と思うのですが。(タイトルが微妙にちがう?)

劇中、ヒムラーの使者のSD将校(傍若無人)がいい味出してます。

すごい蛇足で、恐縮なのですが、最近の映画にしては珍しいと思ったのが、字幕の表記で、ドイツ人のなまえ(具体的には忘れちゃったけど、たとえば「マイヤー」を「マイヤル」みたいにしてる?)とか、「装甲(パンツァー)師団」を「パンサー師団」(フランス語専門の人がつくったからなのか?)とかが気になりました。(野暮天すみません。)