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M-51Parkaに関する2,3の事柄

1932年のアイルランド 映画「Jimmy's Hall」(ジミー、野を駆ける伝説)観てきました。

 先日、東銀座の松竹試写室で映画を観て来ました。「マスコミ向け試写」なので著名な映画評論家O氏などもいたりして気分はもうアルファブロガー(笑)です。
 学生時代の友人から「見に来てね」とお誘いがあり、「1930年代のアイルランドが舞台で、アイルランド内戦から10年後のコミュニティのホールを巡る対立の映画」って聞いて、いやはや、内戦後の党派対立を描いた政治的にヘビーな映画を想像していたりしたのでした。なので、胃が痛くなるようなダークでヘビーな映画かなーと身構えて観ていたんだけど、観終わってみると、後味さわやかな「青春映画」の趣なのです。ラストシーン、次の世代に希望を引き継いで主人公は去っていきます。学園モノにあるような「学園に新風を吹き込んで去っていく教師」とかを彷彿とさせるのでした。劇中のケルト音楽?やマヌーシュ・スイング?もスタイリッシュで若い人たちのおしゃれの参考になったりします。
 とはいえ、さすがケン・ローチ監督、コミュニティに抑圧的に立ち現れるカトリックや、ファシストの台頭を予感させるシーン、日和見のIRAなど社会派の視点も作品を重層的に盛り込んでいます。
 ケン・ローチといえばスペイン内戦をテーマにした「大地と自由」(観たはずだけどさっぱり思い出せません)やアイルランド内戦を描く「麦の穂を揺らす風」(カンヌ パルムドール!)など渋いテーマで泣ける作品の印象ですが、この映画ならデートで観ても大丈夫(笑)、彼女や彼氏を誘ってぜひ観に行きましょう。(観た後で、お茶でも飲みながら感想を語りあえば、相手のことをもっとよくわかったりもするし。)
 邦題「ジミー、野を駆ける伝説」で来春2015年1月17日(土)から「新宿ピカデリー」「ヒューマントラストシネマ有楽町」ほかにて封切り予定です。
 予告トレーラー 
https://www.youtube.com/watch?v=9TgPk7ahkMU


映画の雰囲気を伝えるスチルがあまり無いのですが
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雨の東銀座、新歌舞伎座のちょっと先、東劇と同じフロアに松竹試写室はありました。
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by poemaquince | 2014-11-23 11:36 | 映画 | Comments(0)