またひとつ映画館が去っていく 惜別 新橋文化劇場 (番外編)
いくつか観たい映画があってもチェックだけで、距離と時間を言い訳にしていくの見送ってたからバチが当たってしまった。今どきのレンタルショップでは見かけない洋画を低価格で上映してくれる貴重な映画館だったのに!それも35mmフィルムで!!
というわけで最初で最後になってしまったけど、新橋文化行ってきました。最終プログラムはタランティーノとスコセッシ 番組に異存はありません。
新橋文化劇場/ロマン劇場
閉館のおしらせ
最終プログラムは、「デス・プルーフ in グラインドハウス」と「タクシードライバー」の二本立て
(ほんとはとなりのロマン劇場のウィンドウも撮りたかったんだけど、残念なことにカメラの調子が悪くて上手く撮れませんでした。)
新橋文化のスクリーン
会場は満席で立ち見状態
両脇にトイレ!
なんか、飯田橋ギンレイや岩波ホールに比べて若い人が多かった。最後だったからかな?
時間の都合で「タクシードライバー」のみの鑑賞となってしまいました。
トラビスの「前歴」は自称海兵隊のイカレた男だと思っていたのですが、今回改めて見てみるとホントの海兵隊(除隊後)のイカレた男と解釈したほうが正解なようです。(冒頭のトラビスの部屋で「解放戦線旗」が写ったりします。)
いやそれにしても、いくら相手が「ワルモノ」だからって、武装襲撃して三人も殺害した男が「英雄」として罪に問われないなんてことが有るんだろうか?米国社会がそれだけ病んでいるという告発ということか。っていうかこれ、アレな人がみたら告発どころか美談・礼賛に受け取られかねないよ。
追伸:本日の夕刊1面にも載ってました。明日はめちゃ混みかな?