M-51Parkaに関する2,3の事柄

PARKA FIELD COTTON O.D. あるいはプルオーバー型パーカについて

ホントは、憲法記念日にちなんで「JM党憲法改正草案がヤバすぎる件」というような記事も書いてみたりはしたのですが、番外編ばかり続いてしまうのもナンかなーということで、またの機会にしてしまいました。(実はこの件に関しては、記述者川村はかなり深刻な危機感を持ってはいるのですが・・・)
そんな訳で、今回は、いわゆるプルオーバー型のフィールドパーカについての紹介です。
このプルオーバー型パーカは、一時期、M-51パーカの「原型」としてネット上の解説によくコピペされておりました。そのうち元の「プルオーバー型パーカからM-48パーカを経て」という文脈が誤読され、通販解説などで「プルオーバー型のM-48」などという誤情報が拡散したりもしてしまいました(笑)。もちろんM-48はプルオーバー(前閉じのかぶるタイプのもの)ではありません。

一般にM-43とも呼ばれるparka field cotton O.D.なのですが、一説によると大戦中は使用されてなかったのではないかという記載があったような気がします。(たしか並木書房のWW2 GI uniforms だった気がします。手元に無いのではっきりしません。すみません)・・ということで、写真を見ていきたいと思います。


パイルライナーと組み合わせて着用されます。この辺のレイヤーシステムの考え方などは確かにフィッシュテール系パーカの原型と言えそうです。
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フード廻りのディテール
写真では分かりにくいのですが、パイルライナーと本体のフードは小ボタンにて留められます。
独特の木の玉によるコード絞りに留意
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同じくフードの前あわせを開いたところ。
ライナー側はファスナーで閉じたうえにボタン留めにより前を閉めます。その外側をパーカ本体の4つの大型ボタンにて閉じることとなります。
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袖のディテール
M-51パーカなどと異なり、袖のストラップは縫い付けになります。したがって、ゴムのストラップなどで伸びることはありません。
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裾の絞り
ドローコードの取り出し口は皮革にて補強されています。
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腹部の大型ポケット
フラップは上端のみ縫い付けられていることに留意
左右ポケットはなかでつながっています。
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ウエストにもドローコードがあり、絞り玉がついていることに留意
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フードには、大型のスナップファスナがついており、縦横に畳むことができるようです。
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パーカ本体とパイルライナーを並べたところ。
O.D.(オリーブドラブ)と呼称される割に、オリーブグリーンの色味が勝る生地を使っていることが分かります。
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パイルライナーのインストラクションラベル
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当該個体についてスタンプ類、ラベル等は残念ながら判読できませんでした。
かろうじてフード裏にその痕跡が確認できます。
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by poemaquince | 2013-05-06 03:13 | parka | Comments(2)
Commented by John Doe at 2013-05-06 06:00 x
何かアノラックのようですね。

>JM党憲法改正草案がヤバすぎる件
期待してます。
Commented by poemaquince at 2013-05-06 10:26
John Doeさま
そうですね。形はスキーパーカの流れを汲んでいますので、ご指摘のとおり山岳アノラックと呼んでも良いかもしれません。確か先の並木書房の本も「マウンテンパーカ」としていたような気がします。(未確認)
改憲草案・・・JM党はもう少しまともな保守政党と思っていました(笑)。レベル低すぎです。