フィッシュテールパーカーの系譜 M-48,M-51,M-65
いまでこそ街中で、(ドメスティックブランドなどでもポピュラーとなり)よく見かけるようになったフィッシュテールのデザインですが、その発祥は1948年のプロダクトにさかのぼります。
今回は、フィッシュテールの系譜と題して、M-1948,M-1951,M-65PARKA三者を並べて比較してみます。
右がM-51PARKA、左が元祖フィッシュテールのM-48PARKA
M-48のフードにはファーが直接トリムされている。左腕のポーチポケットに注意
フロントファスナを開いたところ
ライナーはつけた状態
ライナーを外したところ
M-48はポケットの裏にもウールパイルが貼ってある。そのため、右ポケット裏が白く見えている。
ライナーの比較、両者ともウールパイルの「もこもこタイプ」
M-48はフード部分までライニングがあることに注意
後ろ姿右がM-51、左がM-48
M-48のほうが、フィッシュテールを折り込むドットボタンの位置がだいぶ高いことに注意
M48PARKAとM65PARKA 右がM65PARKA
ライナーの比較
M-65はステッチの細かい初期タイプを例示
60年以上むかしに!米軍はM-48PARKA用のナイロン?ライナー(EX-48-1)も準備していた。
(リー・ジャクソンミリタリアやUSミリタリアフォーラムなどに写真があります)
http://www.usmilitariaforum.com/forums/index.php?
http://www.usmilitariaforum.com/forums/index.php?showtopic=486&pid=379611&mode=threaded&start=#entry379611
追記:自分で書いておいてなんなのですが、ナイロン?なんかでなくグラスファイバーって、ラベルに書いてありますね!すみませんでした。(↑リンク先のEX-48-1の写真)
後ろ姿 M48PARKAとM65PARKA 右がM65PARKA
エポレットがない点やフードのドローコードの位置など妙な点で一致している。
M-65の着脱式フードを外したところ(正面写真を撮り忘れてしまいました。)
オークション出品者もここまで写真載せてくれたらいいのに。(ピンボケなしで・・・。)
今回のブログも大変参考になりました。
今ヤフオクに出品されているこちらも気になるところですが・・・。http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c271620283
値段がちょっと厳しいです。
でもなんかテンションあがっちゃいますね。