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タイガーストライプの迷宮・番外編「松竹ヌーベルバーグ観てたら、VMSが出てきたよ」の巻

 皆さん、じわじわと広がりつつある感染拡大の局面、どのようにお過ごしでしょうか?不要不急の外出を控えることができる方もいらっしゃる一方、仕事関係やデューティーで、なかなか家にいられない方もいらっしゃるのではないかと存じます。標準防護策としての手洗い、うがい、マスク等、充分お気をつけてお過ごしください。
 最近川村は、休日の外出を控えるにあたりサブスクリプションの動画配信で、タイトルだけは知っていたけど観たことはない古い映画などを、古典として見返ししているところです。80年代の角川映画や、70年代の東映「仁義なき・・」とか「李小龍」関係、60年代「松竹ヌーベルバーグ」や50年代の松本清張のサスペンスなどなど、百聞は一見に如かずで、「あーこんな内容だったんだあ」と妙に納得したり、驚いたりしています。
 大島渚監督は、好きな監督ではあるのですが実は作品は数本しか観たことはありませんでした。で、今日は67年公開の「無理心中 日本の夏」をたまたま観てたわけなのです。
 これタイトルだけだとどんな映画か全く想像もつかなかったんだけど、何の予備知識もなしに見はじめたのでした。
 タイトルクレジットに何故か「中田商店」が出てきます。あれ?銃撃シーンとかたくさん出てくるのかな?などと思います。
 オープニングのシーンはかなりシュールな描き方でシチュエーションを把握するのは困難です。未開通の高速道路?の路上でのファシスト?のパレードや黒衣の坊さんの祈祷?のあとに、ぽつねんと佇む男(佐藤慶)が現れます。
 思わぬものが写っていて、息を呑みます。どひゃー!、これジャングルプリント着てるじゃん!それもアーリータイプ(JWS)?いや違う、肩当て付き、エポレットなし、カバー2ポケ、これベトナム共和国軍カットのファーストパターン(VMS)じゃね??
 もう神経がそちらに気を取られて映画どころじゃありません(笑)。当然、1967年という同時代なのでフルオリジナルでしょう。タイトルの謎は作中でなんとなくわかるのですが「LONG HOT AMERICAN SUMMER」1967年同年のデトロイト暴動に引っ掛けているようです。ガンマニアの高校生(田村正和)やアメリカ軍の脱走兵?とかも登場して、クライマックスは警官隊と銃撃戦です。作品の展開はシュールで、好き嫌いの好みのわかれるところでしょう。てゆーか、こういった「難解」な映画を松竹という大手が配給していたというその時代性に驚かされます。いやはや、なんだかんだ言ってやっぱり60年代は熱い!
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(予告編)
いやこれ、予告編と違ってぜんぜんエロくないです。やっぱ時代なのかなあ。てゆーか、当時エロを期待して映画館に入っちゃったヒト、どうしたんだろ?


# by poemaquince | 2020-04-05 00:46 | 映画 | Comments(0)