M-51Parkaに関する2,3の事柄

タグ:M-1948 ( 14 ) タグの人気記事

いろいろなライナーその4 オーバーコートパーカタイプM-45とM-47を比べてみる

 さて、いろいろなライナーシリーズ(笑)その4は、1940年代の後半に採用され主に朝鮮戦争で活躍した、オーバーコートパーカタイプ、いわゆるM-47パーカコートのライナーをくらべてみましょう。
 一般にM-47という通称で有名ではあるのですが、その前身モデル(パターンデータが1945年のもの)があることはあまり知られていませんでした。
 11月12日付の「ライナーコートが流行って・・」http://parkashell.exblog.jp/23358081の記事にて言及した「大戦型オーバーコートパーカタイプ」がこれに該当します。当稿では、大戦型のオーバーコートパーカタイプを「M-45」、戦後型を「M-47」と便宜的に仮称しますが、品名は両者ともあくまで「オーバーコート・パーカタイプ」で特に区別されていないことにご留意ください。(っていうか「入門編」の割にだんだん細かい話になってしまってすみません)


 オーバーコート・パーカタイプ用ライナーの全景
左 M-47
右 M-45
 M-47のライナー生地はクリーム色(あるいはグレー色)のもこもこウールパイル生地に、袖は鳶色のフェルト生地の切り返し、カフはウールニットで構成される。また、M-45のライナーと異なりフードが縫い付けとなっている。
 M-45のライナーは、茶のチント植毛パイル生地で腕もどうようの生地、カフはM-47と同じ仕様でウールのニット
 両者ともスナップファスナ(ドットボタン)にて本体に取付ける。袖にボタン取付用タブがついていることに留意
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 ライナーを本体に取付けたところ
左 M-47
右 M-45
 M-45のチントファーは、ライナーではなく本体側についている。
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 オーバーコート・パーカタイプの全景
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 フード部分の拡大
 両者のフードの造りの違いにご留意ください。
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by poemaquince | 2016-12-16 08:06 | 入門編 | Comments(0)

EX-48-1PARKAの比較その3 M-51「生地篇」

 昨年の11月の記事にも書きましたがEX-48-1PARKAはM-48パーカーと比較して、ずいぶん生地が薄くできています。むしろ生地の厚さはM-51コットンナイロン5オンスに近い感じです。
 あまりうまく撮れてないけど、11月にM-51と生地を比較するため接写した写真を参考に掲載してみます。

本体全景
左:EX-48-1 右:M1951PARKASHELL(1952年1月コントラクト)
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生地のマクロ
左:EX-48-1 コットンツイル?
右:M1951  コットンナイロンオックスフォード5oz
生地の薄さはほぼ一緒な感じ。写真のように織りが異なります。
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背面の比較 
左:EX-48-1 右:M1951
EX-48のアームホールの太さに注意(M-48もだけど)
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by poemaquince | 2015-01-27 22:53 | parka | Comments(3)

EX-48-1(experimental)PARKAの比較その2「ライナー篇」

 昨年、EX-48-1やったときに写真を一緒に撮ってあったのですが、すっかり忘れていました。M-48ライナーとの比較です。てなわけで新春?第三弾にしてやっと当ブログ「本編」(笑)関係です。
 まずは写真にて早速見てみましょう。

ライナー全景
左:EX-48-1 右:M1948
ライナーフードに付いているボタンに留意
シェル側にボタンホールのタブが付いており留めるようになっている。
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左身ごろを開いたところ
左:EX-48-1 右:M1948
左:難燃性を意図した?グラスファイバーわたのキルティングと、右:ウールのパイル地の違い
ライナーに付いている内ポケットにも留意
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ポケットの比較
蓋は開いた状態です。 
左:EX-48-1 右:M1948
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EX-48-1ポケットラベルのクローズアップ
インストラクションの内容がパーカシェル全体について解説していることに留意
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M1948 ポケットラベルのクローズアップ
インストラクションはあくまでライナーについての記述です。
緩い天候の場合はコットンシェルだけで着なさい
ライナーをアウターとして着てはいけません
などと書いてあります。
21世紀の日本では、ライナーをアウターに着たりもしてますけど(笑)。
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by poemaquince | 2015-01-19 23:00 | parka | Comments(2)

EX-48(experimental)の謎 あるいはEX-48とは何か???

 前回のEX-48-1パーカのところでも書いたのですが、「EX-48」は、M-48「パーカ」の前身モデルのみを指すものとばかり思っていました。ところがフランスのUSMCに関するサイトで、EX-48イクスペリメンタル(実験的)モデルを紹介するページ「LES TENUES ET EQUIPEMENTS EX-48」(フランス語なので中身は良くわからないのですが)を見てみるとEX-48と名付けられているアイテムが多数あることが解ります。
そんなアイテムのひとつとしてMask, Cheek Protector, Arctic, EX-48が紹介されています。
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Port du protégé nez / joues. On note le détail de fermeture à glissière qui assemblé la capuche amovible et la veste.
(頬/鼻の保護マスク また、着脱式フード、ジャケットのファスナのディテールに留意/グーグル先生を使っての大意訳)

そんな訳で、似たアイテムが手元にあるのですが、これは、「EX-48」なのかそれともその後の量産?モデルなのか、スタンプでは判断付きません。
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1952年2月3日付のコントラクト?
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by poemaquince | 2014-11-24 00:12 | parka | Comments(3)

EX-48-1(experimental)PARKAとの比較 百聞不如一見の巻

 いやはや、ここんところずっと「番外編」の記事が続いてたりしましたが、久々の「本編」(笑)関係です。
 という訳で、いきなりマイナーな(ていうか、その筋ではつとに有名な)「EX-48-1」パーカと、「M1948」パーカを比べてみようという企画です。記述者川村も現物を見るまで「ライナーはグラスウールだけど、シェルはM-48とおんなじだよね」と思ってたりしたのでした。ところが、いやはや、百聞不如一見(ひゃくぶんはいっけんにしかず)、実際に比較してみるとさまざまな発見があったりします。
 特にびっくりしたのが、生地のマテリアルです。てっきりM-48と同様の厚手コットンサテンと思っていたのですが、実際に手にしてみると、ライトオンス(薄手)のコットンナイロン(?)様の生地でした。ただし、M-51とは異なる織りではありました。
 では早速、見ていきましょう。

全景
左:EX-48-1 右:M1948
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フロントファスナーを開いたところ
左:EX-48-1 右:M1948
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EX-48-1シェル側に付く唯一の表示
サイズラベル
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EX-48-1ライナー側、裡ポケットの表示
記載内容によりシェルとライナー一体での運用であることが解る。
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ライナーボタンを外したところ
左:EX-48-1 右:M1948
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背面の比較
左:EX-48-1 右:M1948
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EX-48-1 フード廻りのアップ
ファーフードトリムは、ヌートリアと思っていましたが、最近ではウルヴァリン(wolverine)という解説をよく見かけます。
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同じくM1948のもの
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比翼裏面
左:EX-48-1 右:M1948
EX-48-1 比翼裏面の補強ステッチに留意
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EX-48-1 腰のドローコード部のアップ
ドローコード取り出し口に水平に走るステッチに留意
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腰部の比較
左:EX-48-1 右:M1948
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右ポケットの比較
左:EX-48-1 右:M1948
EX-48-1のシェル本体にはサイズ表示以外のラベルは見当たらない。
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右ポケット裏面とドローコード
左:EX-48-1 右:M1948
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左裾 :EX-48-1
独特のドローコードの取り出し口に留意
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左裾 :M1948
極初期をのぞく通常のM-51と同様のタイプ
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フィッシュテールの比較
上:EX-48-1 下:M1948
EX-48-1のスナップボタン(スタッド)の補強テープに留意
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 ところでこの「EX-48」、M-48パーカの前身(実験)モデルのみを指すものとばかり思っていました。ところがググってみるとグラスウールファイバーでライニングされた一連の極寒用装備(被服のみならずテントとかも!!)のシリーズであることが解ります。

フランスのUSMCに関するサイト
http://usmc-collectors.pagesperso-orange.fr/fichiers%20listes%20et%20divers/korea%20catalog%2012.htm

おなじみU.S.militaria forum
http://www.usmilitariaforum.com/forums/index.php?/topic/99670-information-needed-on-uniform-type-ex-48/
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by poemaquince | 2014-11-16 22:20 | parka | Comments(11)

PARKA FIELD COTTON O.D. あるいはプルオーバー型パーカについて

ホントは、憲法記念日にちなんで「JM党憲法改正草案がヤバすぎる件」というような記事も書いてみたりはしたのですが、番外編ばかり続いてしまうのもナンかなーということで、またの機会にしてしまいました。(実はこの件に関しては、記述者川村はかなり深刻な危機感を持ってはいるのですが・・・)
そんな訳で、今回は、いわゆるプルオーバー型のフィールドパーカについての紹介です。
このプルオーバー型パーカは、一時期、M-51パーカの「原型」としてネット上の解説によくコピペされておりました。そのうち元の「プルオーバー型パーカからM-48パーカを経て」という文脈が誤読され、通販解説などで「プルオーバー型のM-48」などという誤情報が拡散したりもしてしまいました(笑)。もちろんM-48はプルオーバー(前閉じのかぶるタイプのもの)ではありません。

一般にM-43とも呼ばれるparka field cotton O.D.なのですが、一説によると大戦中は使用されてなかったのではないかという記載があったような気がします。(たしか並木書房のWW2 GI uniforms だった気がします。手元に無いのではっきりしません。すみません)・・ということで、写真を見ていきたいと思います。


パイルライナーと組み合わせて着用されます。この辺のレイヤーシステムの考え方などは確かにフィッシュテール系パーカの原型と言えそうです。
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フード廻りのディテール
写真では分かりにくいのですが、パイルライナーと本体のフードは小ボタンにて留められます。
独特の木の玉によるコード絞りに留意
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同じくフードの前あわせを開いたところ。
ライナー側はファスナーで閉じたうえにボタン留めにより前を閉めます。その外側をパーカ本体の4つの大型ボタンにて閉じることとなります。
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袖のディテール
M-51パーカなどと異なり、袖のストラップは縫い付けになります。したがって、ゴムのストラップなどで伸びることはありません。
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裾の絞り
ドローコードの取り出し口は皮革にて補強されています。
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腹部の大型ポケット
フラップは上端のみ縫い付けられていることに留意
左右ポケットはなかでつながっています。
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ウエストにもドローコードがあり、絞り玉がついていることに留意
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フードには、大型のスナップファスナがついており、縦横に畳むことができるようです。
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パーカ本体とパイルライナーを並べたところ。
O.D.(オリーブドラブ)と呼称される割に、オリーブグリーンの色味が勝る生地を使っていることが分かります。
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パイルライナーのインストラクションラベル
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当該個体についてスタンプ類、ラベル等は残念ながら判読できませんでした。
かろうじてフード裏にその痕跡が確認できます。
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by poemaquince | 2013-05-06 03:13 | parka | Comments(2)

M-1947あるいはOVERCOAT PARKA TYPE その3

ひきつづき47年型OVERCOAT PARKA TYPEについてです。

ウールパイルライナーの全景
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カフニット部 袖の留めボタンはひとつ
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フード部の比較
左47年型、右45年型
フードのボタン数や、ドローコードの位置など配置がかなり異なることに留意
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フードボタンを開いたところ
左47年型、右45年型
両者とも真鍮のコンマーファスナであるが、47年型は大型化していることに留意
なお、45年型はフードに直接パイル生地を貼付けている。
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フード部背面の比較
左47年型、右45年型
47年型の肩にプリーツがある!ことに注意(すこし見づらいけど)
45年型の肩のスナップファスナはライナー留め用
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47年型ライナーのスナップボタン(スタッド背面)のクローズアップ
この個体はユナイテッドカー製を使用
パイルはウールのいわゆる「もこもこタイプ」
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45年型ライナーのスナップボタン(スタッド背面)のクローズアップ
この個体はスコービル製を使用
パイルはアルパカではなくチント(人造ファー)と思われる。
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(ぜんぜん関係ないけど、N-1にもこのファーが使われていたとしたら、YMCLKYのN-1ジャケットはやはり秀逸ということですよね! 1万円そこそこで、M-51やN-1の雰囲気をよく捉え、あそこまで再現するシービーズさんに最敬礼! いや5万6万出せばオリジナルだって買えますから)
◆YMCLKYオリジナル 米軍タイプ N-1 デッキジャケット 新品


 朝鮮戦争当時の写真をみると、冬期衣料についてはこのパーカタイプオーバーコートが多く観察されます。
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細密な写真はこちらから
http://www.flickr.com/photos/imcomkorea/2919491051/in/faves-1391606@N08/lightbox/
Missouri infantrymen with the 19th Inf. Regt. along the Kumsong front wish Happy New Year to the stateside folks. December 14, 1951. Cpl. Mervyn Lew. (Army)

NARA FILE #: 111-SC-387519
WAR & CONFLICT BOOK #: 1399
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by poemaquince | 2013-01-28 00:05 | parka | Comments(3)

M-1947あるいはOVERCOAT PARKA TYPE その2

 2010年10月に45年型のOVERCOAT PARKA TYPEに言及し、47年型についてもいずれやろうとは思っていたのですが、かれこれ2年以上が過ぎてしまいました。というわけで、今回はいわゆる「M-1947」OVERCOAT PARKA TYPEについてご紹介いたします。なお、45年型の「その1」についてはこちらhttp://parkashell.exblog.jp/11389738/もご参照ください。

OVERCOAT PARKA TYPE(47年型、以下M-47)の全景
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M-47の前を開いたところ ウールパイルのライナーに留意
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M-47の背面
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フード廻り
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この個体は大型のコンマージッパーを使用
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ハンドポケットはボタン留め
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ハンドポケットを裏からみたところ
ウール生地の張合わせのみ、後のパーカのような補強がない。
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腰の大型ポケット
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その内側に縫い付けのコントラクトラベル NYQMPAの発注、M-48パーカなどでもよく見かけるKRAVIN PARK CLOTHES製1950年12月のプロダクト
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by poemaquince | 2013-01-27 13:21 | parka | Comments(0)

PARKA-SHELL, COTTON, O.D. M-1948

以前にやろうとした、M-48PARKAのシェル本体についてご紹介します(かれこれ半年近くまえ、梅雨になる前にと、一度トライしたのですが、「リコーキャプリオGX」の不調で、撮影した写真はおシャカになっていたのでした・・・)。というわけで、ほんと、久々のパーカについての記事になりました。

今回見ていくM-48パーカの全景
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フードを開いたところ。ファスナがだいぶうえまで上がることに注意
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フードを閉じたところ。トリムファーフードを絞るドローコードに留意 
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フード周り 右ほほ側の大型ボタン(平型)に留意
スライドファスナ(ジッパー)が、フード側まで伸びていることに注意
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フード周り(右側) ジッパー避けのウェブテープに注意
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同じくライナーを外したところ。
ライナー留めは、通常ボタンとスナップファスナ(ドットボタン)を併用している。
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パーカ背面 フード背面のドローコードに注意
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肩にエポレットはない。肩のプリーツに注意
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左上腕に付く「シガレットポケット」
M-48の特徴として、このアームポケットが挙げられるが、腕にポケットが付かないモデルもある(入手しそびれたけど)。
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腕ポケットのファスナ、真鍮製のTALON
引手の穴が半月形でなく楕円であることに注意!(40年代から楕円もあることがわかります)
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身頃を開いたところ。
M-48の特徴として(ライナーの)左胸に内ポケットが付く。
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左身頃のライナーを外したところ。
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ハンドポケットを内側からみたところ。
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M-48の特徴としてハンドポケットの裏には、ウールパイルが貼ってあります。
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この個体のインストラクションラベルとコントラクトラベル
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首にもサイズタグが付いています。(じつは、首のサイズタグはPQMDの特徴ではないかと疑っていたのですがこの個体のとおりNYQMPAの発注品にも見られました。)
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おまけ
腕の「シガレットポケット」をほぼ同時代のフライトジャケットと比べてみました(笑)。
似たようなものかと思っていたら、形は全然違いました!
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比べてみたのはB-15D(MOD)でした。
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つづく
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by poemaquince | 2012-11-19 01:05 | parka | Comments(4)

M-1948ライナーの謎 その2  あるいは朝鮮戦争特需における日本企業

なにやら大学の授業のような、ものものしい副題です(笑)。
じつは先週は、M-1948パーカのディテール比較をやろうと思い、梅雨になる前に原稿用の写真を撮っておこうと、(以前ファームウェアをリブートさせて復活した)「リコーキャプリオGX」で、久々に、日がな一日パチパチと写真を撮ってみたのですが、夕方PCに読み込ませてみたところ・・・
なんじゃこりゃ?撮影した2/3ほどの写真が、こんなでした。
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どひー 苦労していろいろ撮ったのになんで?カメラのモニタにはしっかり写っていたのですが・・・もう脱力です。
そんなわけで前回は、急遽パーカ本体ではなく、M-48ライナーの謎の記事になったのでした。
梅雨に入り雨もしとしと降っています。今回もM-1948ライナーについての記事をお送りします。

ティピカルなM-48パーカとライナーの全景
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この個体のパイル地は、グレーのウールタイプ
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この個体の裡ポケットに貼付けされているインストラクションラベル
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この個体の裡ポケットの内側に縫付けされているコントラクトラベル
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パイル地が白いタイプのパーカとライナー全景
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この個体の裡ポケットの内側に縫付けされているコントラクトラベル
前項の個体と同様、パターンデータが、1948年12月24日で、PQMD(フィラデルフィアクォーターマスターデポ)の生産品のようであるにもかかわらず、「MIL-スペック」の記載があるなど、表示のヴァリエーションがかなり異なることに留意
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パイル生地のみならず、ライナーの内張り生地まで白いタイプの個体の全景
パイル地はウール、内張り生地はナイロン(レーヨン?)、貼付けの裡ポケットは生成りのコットン製と思われる。
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この個体の裡ポケットに貼付けされているインストラクションラベル
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この個体の裡ポケットの内側に縫付けされているコントラクトラベル
非常に興味深いのは、コントラクターが、DAIICHI.K.Kという名前!なんと、これ日本製?
おまけにパターンデータが1952年8月7日! 契約年月日が、52年6月30日!
M-51採用後の50年代になっても、M-48の生産が継続されていたことを物語っているのでしょうか。
This garment was made in (occupied?) Japan!
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NHKのテレビドラマ「梅ちゃん先生」(笑)でも、朝鮮戦争の軍需需要で景気が回復するエピソードがありましたが、その当時、M-48ライナーまで扱っていたとは!・・・いやー興味深いっす。
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by poemaquince | 2012-06-16 15:14 | parka | Comments(0)