M-51Parkaに関する2,3の事柄

タグ:古着系 ( 57 ) タグの人気記事

ブンデスグレンツシュッツ(BGS)のパーカ?の巻

先日、自転車で下北沢まで行ってみました。
行きは神田川に沿って下っていきます。
下北沢で、ついでに古着屋さん巡りをすると、千円均一の特売棚に
ややっ!!なにやら西独BGSズンフミュスター(Sumpfmuster/ウォーターパターン)らしきものを発見!!70年代BGS(ブンデスグレンツシュッツ/連邦国境警備隊)のパーカかな?
a0164296_0512568.jpg



掘り出し物かも??と、ドキドキしながら手にとると
げげっ、何じゃこれ フロントジップで、「RingSpun」のロゴがっ!!とほほ、いらねー(笑)
a0164296_0505768.jpg



帰りは善福寺川沿いに戻りました。善福寺川緑地は調節池の工事中でした。
工事で壊す前に思い出の「なかよし広場」を見たかった。
a0164296_1165353.jpg

[PR]
by poemaquince | 2015-02-11 00:56 | 番外編 | Comments(0)

今更ながら「ビンテージ古着都市町田」を再認識 ( jan 2015)

2015年第二稿も番外編ですみません。
その筋では有名な話だったみたいなんだけど、古着屋さん集積都市《町田》の「ビンテージ力(りょく)」は侮れません。
今回、町田を訪問してその認識を新たにしたのでした。
レアなものにも無茶な値段はついていません。他のエリアに比べ賃料が安い?ためか価格もリーズナブルです。
下北沢から小田急線で330円30分(新宿からだと370円で40分)、ちょっと足を伸ばしてみる価値はありそうです。

まずは小田急町田駅北口すぐ、DESERT SNOW 1st
シモキタにもあるMICMOさんの系列のお店で、町田では「デザートスノー」で3店舗を展開しています。
1stの店舗はコンビニの2階にありますが、3店舗のなかでは一番広いです。
軍もの濃度も高く、いわゆるフレンチネービーのN-1JKTなんかも普通にあったりします。
(前回初めて行ったとき数千円でベルギーの50年代パラスモックがあった気がするんだけど・・誰か買っちゃったのかな、気のせいだったのかな。夢だったのかな?押さえとけばよかったなっ!!)
a0164296_1372717.jpg


続いてのお勧めは、北口エリア SUPER MAX
a0164296_137817.jpg

状態の良いERDLパンツも(M-R)
a0164296_1372610.jpg

a0164296_1381237.jpg

いや、驚いたのは、TO-78タッドポールパターン(A-M)のタイガーストライプがあったこと。
それも30パーセントオフのセール中だったので15千円(1月12日まで!!)すこしダメージはあるけど今どきなかなかお店には出てきませんから。探していた人は今すぐ町田へ急げ!!
タイガーパターンTDDの写真は、SUPER MAXさんのブログから引用させていただきました。

小田急北口エリアの個性的なお店
軍もの濃度は低いけど、店内のおしゃれセンスが高いHAKU・I
a0164296_1374083.jpg


DESERT SNOW 2nd
北口エリア 地下になります。入り口には70年代65パーカ
a0164296_1383448.jpg


JR方面?エリア 109の近所
DES(DESERT SNOW 3rd)
ビルの3階です。DESERT SNOWは三軒とも非常に軍もの濃度が高く、また価格も良心的です。
また、店頭在庫も豊富なので三軒とも廻る必要(笑)がありそうです。
a0164296_1375943.jpg


このほかにもいろいろお店はありますのでぜひ探検してみてください。
[PR]
by poemaquince | 2015-01-11 01:42 | 番外編 | Comments(0)

セカオワのモッズコートはM-65なのか?

 2015年あけましておめでとうございます。
 年頭を飾る第一稿は、意表をついてジャパニーズポップスのコレです!!
 いささか旧聞になってしまいましたが、SEKAI NO OWARI「ドラゴンナイト」のステージ衣装についての考察です。

 たしか秋に駅スタンドの雑誌表紙で彼らを見かけたときに、「おおっM-65パーカじゃん!かこいー」と微笑ましく思ったのでした。(もうそれだけでセカオワに勝手に好印象です。)タレントさんが着用してメディアに露出すると世間の注目がそのアイテムに集まります。今回のセカオワのモッズパーカもそのひとつなのですが、一部誤解がありそうなので、ちょっとだけ言及したいと思います。
 で、「セカオワのモッズパーカは、ほんとにM-65なのか?」です。
 実際に手に取ってみた訳ではないので、断言はできませんが、結論からいえばネット上の断片的(かつ不鮮明)な写真から判断すると実物のM-65モッズパーカを使用しているといえそうです。ただし、ベースとしては利用していますが写真で見てもかなり「お直し」をしているようです。特に肩幅とアームをずいぶん絞っています。なので、たとえXSサイズ(っていうかXSであってもすごく大きいです)をなんとか入手できたとしてもセカオワの深瀬くんのようにはなりません。荷物が届いて着てみたら「あれ、イメージとちゃう」ということが起こりえます。
 ということで、まねをするなら実物M-65を購入したら(初期の小さいサイズは高価ですが、80年代の大きめサイズであればネットオークションでも比較的安く手に入ります。)デザイン学校へ行ってる彼女や彼氏あるいはお友達に相談して、縫い直しをおねがいしてみるほかないでしょう。ふつうのお直し屋さんでは厳しいかも知れません(パーカ本体の3倍くらいのお直し代になるとおもいます)。ネットなどでM-65パーカそのものを「セカオワのモッズコート」として紹介していたりしますが、購入する場合はその点に留意されると良いと思います。(マスクのひとのはそのままのようにも見えます。)ご健闘をお祈りします。ドラゲナイっ

Dragon Night SEKAI NO OWARI
a0164296_22463583.jpg


フード廻りを観察する限りオリジナルのM-65に見える。
a0164296_22461412.jpg


アームをだいぶ細くしています。
a0164296_2246868.jpg


アームと肩は詰めているけど、ボディーはモコモコ感が残ってるね。
a0164296_2246166.jpg


マスクの人のは、直してないフルオリジナル?(すみません、名前知りません)
a0164296_22452150.jpg


写真は、考察のためネット上のものを引用させていただきました。

追記:すこし鮮明な写真がネット上にありました。
やはり実物を直しているようですね。
a0164296_23315128.jpg


追記の追記(nov.2015)
2015/16秋冬の新作で、YMCLKYブランドでシービーズさんがM-65パーカをリリースした様子です。1万円台の前半で、フード、ライナーとも付いています。再現度も上々でシルエットも今ふうと思われます。今期(2015/16)狙っているのならオリジナルを直して着るよりこちらをそのまま着たほうがもしかしたらスムーズかもしれません。
高円寺のショップで目撃しました。
a0164296_2391590.jpg


追記したら、投稿日が11月に更新されてしまい、オリジナルの日付が判らなくなってしまった(笑)
とりあえず10日ころかな?
[PR]
by poemaquince | 2015-01-10 23:04 | 番外編 | Comments(0)

吉祥寺パルコでフリマしてみました。その2(2014年10月の巻)

 前回(昨年11月の第二日曜日)そこそこ売れたことに気を良くして、10月の最終週の日曜日、今年も吉祥寺パルコの屋上でフリーマーケットをしてみました。
 去年はM-65パーカが売れたので、今度もモッズパーカが行けるのではないかと、「軍もの」を強気にそろえます。タイガーストライプなんかも結構いけるんじゃね?ってな感じで動員です。(タイガーパターンは、ほんとは春のフリマに出してみようと思ってたんだけど、パルコの屋上工事?の都合でフリマ開催がありませんでした。その割に今回、屋上が変わったという印象は無いんですけど)
 午前9時前には、品物を並べて開店を待ちます。財政事情も反影して前回にくらべ少し強気の価格にしてしまいました(とほほ)。
 記念すべき売り上げ第一号はタイガーストライプレプリカK-2B、なぜか「つなぎ好き」?の女性の方にお買い上げいただきました。肩にビニールコーティングの大尉階級章(多分実物)が付いてたんだけどもったいなかった。外して別売りすれば良かった(笑)
 と、ここまでは良かったんだけどあとはさっぱりです。来場者のニーズに全然マッチしていない(笑)。お昼過ぎ、USプルオーバーセーターを買っていただいき、この日は「軍もの」売り上げ2点!あちゃー、大敗北
 もう、こうなったら古着の聖地高円寺へ行くしかない!進撃の高円寺!!
 という訳で来週の「高円寺フェスhttp://koenjifes.jp/event/北公園フリマ」を申し込むのでした。

 開場前の風景 みなさん準備に余念がありません。
 程度がいまいちの薄汚れた「作業服」(M-65JKT1stとかM-50とか)や、キモい柄のシャツ(トラ柄のあれ)とか、独りよがりな品揃え(笑)
a0164296_1581077.jpg

 お隣の女子チームのブースは飛ぶように売れてました!


追記:2014年11月3日
 という訳で、高円寺フェス 北公園フリーマーケットに参加してみました。
写真は午前のはやい段階なので閑散としていますがお昼過ぎあたりから人出が賑わってきます。(フリマの普通のパターンとは逆です。)
a0164296_19295052.jpg

 高円寺といえば古着屋さんの街なので、通常の店舗より安くしていれば古着好きが見に来て買ってくれると思ってましたが甘かったです。この日はカップルの女性の方がM51JKT(60年代型)をお買い上げいただきました。ありがとうございました。(売れたのはこの1点のみです。とほほ)
[PR]
by poemaquince | 2014-10-27 02:00 | 番外編 | Comments(5)

ERDL迷彩の謎(その2) 70年代ERDLの謎

 日々気温の低下を感じるこのごろ、モッズパーカの季節が近づいてきています。本来なら秋冬物をテーマに記事を書けば良さそうなものなのですが、なぜか70年代の熱帯被服(笑)のことを考えていたりしています。
 てなわけで、今回は、日本ではLCリーフジャケットなどとして知られる70年代RDFファティーグ(ポケットが水平配置のもの/COAT, HOT WEATHER CAMOUFLAGE PATTERN)についてみてみましょう。

 ERDLに関する前回の記事(ERDL迷彩の謎/2012年6月 http://parkashell.exblog.jp/15669873)で、milcloe氏からのコメント投稿により、ERDLの色調のバリエーションの謎の一部が明らかになったのでした。ライムグリーンを基調としたリーフパターンは彩度が高すぎるため、ナティック研究所により見直され、いわゆるブラウンリーフ(NLABS-1)が導入されたのではないかというご指摘です。また、1979年には「NLABS-2」に更新されたという記述についても明らかになりました。http://ciehub.info/gview.html?loc=%2Fref%2FADA117491.pdf
 ERDL/NLABS-2が79年からの導入ということについては70年代RDFファティーグの観察から、NLABS-2がいわゆるLCリーフパターンを指すものと解釈して良いと思われます。
 ところが良くわからないのは、LCリーフ(NLABS-2)登場前のRDFファティーグにおいても、彩度が高いため「見直された」とされるライムグリーンのRDFファティーグが、70年代後半まで生産されている様子なのです。つまりライムグリーン版からNLABS-1(ブラウンリーフ)へ、完全に置き代わった訳ではなく、70年代を通じて両者は平行して採用されていたということなのでしょうか??? うーん、謎は深まるばかりです。

ライムグリーンERDL生地を使ったRDF型ファティーグ
a0164296_2373522.jpg


同コントラクト/インストラクションラベル
77年D.P.S.Cモノ
a0164296_237820.jpg


いわゆる「LCリーフ」D.P.S.C80年(右)との比較
(右のLCリーフは、一見2ポケユーティリティのようにも見えるけど実は腰ポケットが外してあるだけ)
a0164296_237666.jpg


ジャンフルファティーグERDL68年(右)との比較
a0164296_2363695.jpg


左からブラウンリーフ70年(NLABS-1)、LCリーフ80年(NLABS-2)、グリーンリーフ77年
LCリーフ(NLABS-2)の色柄の境界に「にじみ」がみられない点に留意
a0164296_2361363.jpg


 この稿では70年代型ファティーグ(ポケットが水平配置のもの)をRDFファティーグと呼んでみました。
 (RDFに付いては http://www.special-warfare.net/database/301_uniforms/uniform_lc1_rdf_01.html に分かりやすい記事がありますので参照してください。)
追記:上記参照先の解説ではいわゆるブラウンリーフやグリーンリーフ生地の使用についてべトナム戦時の余剰品の流用と説明しています。可能性はあるかも知れないけど60年代末〜70年代末まで10年近くも在庫生地で作っていたということなのだろうか?
 また、U.S.militaria forum にて、このRDFファティーグについてのERDL迷彩生地のバージョンとの分類が紹介してあります(信憑性については「?」と思うのですが実例が豊富)のでご参照ください。
  http://www.usmilitariaforum.com/forums/index.php?/topic/2157-erdl-woodland-camo-uniforms/page-2
[PR]
by poemaquince | 2014-10-22 23:15 | 番外編 | Comments(0)

ジャングルファティーグその3 アイデンティファイラベル/インストラクションラベル

 8月もそろそろ終わりに近づき、中高生の皆さんは宿題に四苦八苦している頃でしょう(え、もう学校始まってるって?)。
 最近ではゆとり教育の反動で夏休みを短くする学校も増えているとか。ってゆうかせっかくの夏休み、もう少し宿題は減らして、好きなことの研究とか作品作るとか読書三昧とかさせたほうがいいと思うのですが。
 という訳で、トロピカルコンバットコート(ジャングルファティーグ)のその3
(夏休みの自由研究には向かないけど)アイデンテファイラベル/インストラクションラベルの変遷について見てみましょう。


 まずは極初期型(1stモデル)から。
 初期の頃はアイデンティファイラベルとインストラクションラベルが別になっています。
アイデンティファイラベル
a0164296_22102850.jpg

インストラクションラベル 
a0164296_2294249.jpg

 インストラクションラベルを仮訳してみます。
1.熱帯地域での上着として着用すること。
2.(裾を)ズボンの外に出して着用すること。
3.インナーフラップがまっすぐ所定の位置に留まっていることを確認のうえフロントボタンを留めること。
4.ウェストは調整用のタブを使ってしぼること。
5.袖は捲りあげることができるように、調節できる袖口を備えている。
6.それぞれのポケットの底には排水のための孔(あな)を備えている。
7.上着は手洗いのうえ、石けんを残さず濯ぐこと。

 初期型(2ndモデル)のラベル
a0164296_2293712.jpg


インストラクションラベルの1〜7は1stを踏襲していますが、注意書きの8が加わりました。
8.携行装備がポケットを覆うことが無いようにこの上着は通常より長めに作られている。
a0164296_22101025.jpg


 中期型(3rdモデル)
アイデンティファイラベルとインストラクションラベルが一体化します。
インナーフラップの廃止に伴い3.の文言がつぎの通りになります。
3.フロントボタンを留めること。
また、初期型の4.のウエストタブの注意と6.のドレンホール(排水孔)の記述が削除されました。
a0164296_2210340.jpg


 おなじくファティーグの中期型(3rdモデル)
 DSAナンバーに会計年度が明記されています。(67会計年度)
 また、極初期、初期、中期の各モデルにはコントラクターの名前が見当たりません。
a0164296_2292340.jpg


 後期型(4thモデル 68年会計年度)
中期型で省略されたドレンホールの注記が5.で復活しています。
また、中期で「3. Button up the front closure.(フロントボタンを留めること。)」というどうでも良い?と思われる記述が「3.Front closure can be opened for ventilation and should be closed for protection against insects.(換気の為にボタンを外すことは可、虫除けの為にボタンを閉めるべき。)」という風に変更されています。これ前後の文脈から「 front closure 」って、「第一ボタン」のことを言ってるようにも感じます。でもファティーグのデザインって明らかに開襟だよね。たまに上まで閉めている写真も有るけど、その伝でいったら極初期から中期まで、デフォルトは首まで閉じる運用だったということでしょうか? 謎です。
a0164296_2284899.jpg


 後期型(4thモデル 69年会計年度)
a0164296_2284257.jpg


 そういえば全然関係ないけどリップストップ(裂け止め)って、名前の割にあまり効果が無いような気がしませんか?それともカギ裂きは止まらないけど、洗濯してもほつれにくいとか?あまりそう言った印象も無い気がするけど。実際のところどうなんでしょう?
 あと、ファティーグのリップストップ生地についてなぜか「ナイロン糸が織り込んである」みたいな記述をたまに見かけるけど「都市伝説」の類いだよね。最近のそういう製品?と混同してるのでしょうか?
[PR]
by poemaquince | 2014-08-28 22:27 | 番外編 | Comments(0)

ジャングルファティーグの変遷その2(入門編)

 前回に引き続き、トロピカルコンバットコート(ジャングルファティーグ)の変遷について、比べて見てみましょう。
 検索でとんで来た方は、前回のページも参照してください。

 まずは1stのバストショットから。
 襟のあいだから見えるフロントフラップと首のハンガーループに留意
 フラップは2ndモデル、ハンガーループは3rdモデルまで観察されます。
a0164296_22263729.jpg


 2ndモデルの襟を開いたところ。
 フロントのフラップの状態が良くわかります。フラップ留めのボタンに留意
a0164296_22253032.jpg


 比較のため、1stモデル(63年)と4thモデル(68年)を並べてみます。
a0164296_22252217.jpg


 まずは、袖の造りから
 細部は異なりますが、カフの切れ込みに別パーツを合わせています。
 左が4th、右が1st
a0164296_22251314.jpg


 同じ4thモデルでも袖の造りが異なったりします。
 左は69会計年度、右は68会計年度の個体です。(会計年度での違いかどうかは分かりませんが)
a0164296_2225338.jpg


 腰ポケットの比較
 左が4th、右が1st
 3rdモデルでは省略されることの多かったドレンホール(水抜き孔)が復活しています。
 胸ポケットの写真でも言及しましたが、ポケットの平行ステッチとハの字ステッチの違いに留意
a0164296_22245668.jpg


 背中の肩補強(バックヨーク)の状況(4th)に留意
 上が4th、下が1st
a0164296_22244062.jpg


 同じ箇所を拡大したもの
 4thのインターロック縫製に比べ1stのダブルステッチに留意 
 また、4thのリップストップ生地(格子状の畝)の状況が良くわかります。
a0164296_22242791.jpg


 腰背面、ウエストタブの状況の比較
 左が4th、右が1st
a0164296_22244961.jpg


 前身頃腰ポケット裏に縫付られたインストラクションラベルとアイデンティファイラベルの位置
 4thでは内容が統合され一枚化していることに留意 右が1st
a0164296_2225076.jpg


 フロントボタンの比較
 1stは六個、4thは五個で有ることに留意
a0164296_22234746.jpg


 ちなみにその他のモデルと比較
 フロントボタン六個は1stのみであることが確認できます。
 左から、2nd、3rd、4th、4th、1st
 4th以外、つやつやボタンであることに留意
a0164296_22232239.jpg


 「つやつやボタン」についてはこちらも参照
 件の「ファティーグボタン」について MIL-P-11013D 
 http://parkashell.exblog.jp/11648504/

 
 この項、つづきます。
 さくっと終わるつもりだったのですが長くなってしまいました。
[PR]
by poemaquince | 2014-08-27 22:39 | 番外編 | Comments(0)

べトナム戦争 USジャングルファティーグの変遷(入門編)

 この件については、もっと専門的な方がいらっしゃると思うのですが、あくまで入門編ということでざっくりまとめてみました。
 「ジャングルファティーグ」と呼ばれるコンバットトロピカルコート( coat, man's, combat, tropical )は60年代前半にべトナム戦域における熱帯被服として導入されました。
 60年代前半から約10年間、べトナム戦争に於けるアメリカ地上軍の標準的被服として採用され、生産時期によるいくつかの外観的特徴によってコレクターの間では概ね4つのモデルに分類されています。 (あくまで、大まかな目安です。ショルダーストラップが無くてもウエストタブが残っているなどの個体もあり、厳密な区分ではないと考えます。細部バリエーションの違いや規格等についてはすみません、どなたか別稿をお願いいたします)
追記:D.M.Zさんのこの↓ページが有りました。お勧めです。
    http://armyshade.exblog.jp/i16


 てなわけで、個別に見ていきましょう。
 まずは、いわゆる1stモデルから。1963年頃
 エポレット(ショルダーストラップ)とポケットフラップの露出したボタン、ウエストタブに留意
a0164296_22544744.jpg


 2ndモデル、64年頃から
 ポケットフラップが隠しボタンとなった。
a0164296_22525827.jpg


 3rdモデル 
 デザインの簡略化が進み、ショルダーストラップ、ウエストタブ、フロントのフラップ(ガスフラップ)が廃止、縫製が一部ダブルステッチからインターロックシームへ
a0164296_22525979.jpg


 4thモデル
 生地にリップストップコットンポプリンを採用、縫製が基本的にインターロックシーム(シングルステッチ)、襟のコートハンガーの省略等
a0164296_22525182.jpg


背面の比較
 1stモデル
 背面は1枚仕立て、ウエストのタブに留意
a0164296_22522236.jpg


 2ndモデル 基本的に1stと変化は無い。
a0164296_22514476.jpg


 3rdモデル ウエストタブの省略、上背面が二枚仕立て(バックヨーク)になっていることに留意
a0164296_22522658.jpg


 4thモデル 上背面の二枚仕立て、全面的にインターロックシーム(シングルステッチ)
a0164296_22521041.jpg


胸部ポケットの比較

 1st 写真では分かりにくいけど両胸にペンさしがついている。
ポケットの底にドレンホール
a0164296_2251777.jpg


 2nd フラップが隠しボタン 化
    ほかは1stを踏襲
a0164296_22504620.jpg


 3rd ドレンホールが省略される。(DSA-100-4464) 66年頃
a0164296_22493783.jpg


 3rd ステッチがハの字から一の字へ変更しているモデル(DSA 100-67-C-3153)
a0164296_22495438.jpg


 4th 右胸(向かって左)のペンさしが省略
    ドレンホールが復活(写っていないけど)
a0164296_22491574.jpg




 この項、つづく
 (ていうか、最近全然モッズパーカについて書いてないんだけど。申し訳有りません。)
[PR]
by poemaquince | 2014-08-26 23:05 | 番外編 | Comments(0)

おそるべし「下北沢古着系」USヴィンテージの総本山?!2014春夏エリアマップ

京王線と小田急線の交わる「下北沢」を甘く見ていました!
雑誌など立ち読むと「シモキタで古着」みたいな特集記事があったりします。
「ふーん・・・でも、中央線エリアに比べればきっと高いよね。」
下北沢といえば、「残念な行政の再開発」と本多劇場やスズナリなどの芝居関係みたいなイメージしか知らない記述者川村は、上記の発言のとおりタカをくくっていた訳でした。
ところが、実際に訪れてみると(お店によりけりですか)決して高くはないばかりか、いやもうUSヴィンテージのレアな品物が、適切な価格で並んでいたりします。さすが吉祥寺に比べてお店の層が厚い!!(ただ、再開発工事の影響もあるのか、お店の盛衰?が激しい気がします。少し前の案内には載っていたお店が既に無かったり、移転していたりします)

そんな訳で、軍ものも扱っているUSカジュアル系古着のお店をさっそく辿ってみました。(もちろん紹介したお店以外にもたくさんあります)

いきなりですが、行政の「前世紀型」開発に抗議するポスター
「残念な行政」が、まちの魅力を殺してしまいます。
追記:2016年3月30日、世田谷区と住民団体は、開発に対する行政訴訟で和解し、JM 党的な高層建築物+大型道路開発路線から転換し、低層建物を生かした人間中心の歩いて楽しいオルタナティブな開発へと協働していくことになったみたいです。めでたし、めでたし。(may 2017)
資料:http://www.shimokita-action.net/index.html
a0164296_0432461.jpg


北口を出て左、角に「無印良品」がある通りを北上します。
シモキタが初めてで、あまり時間のとれない方は、とりあえず北口エリアを中心に廻るのがお勧めです。
a0164296_042155.jpg


まず目につくのは、「東洋百貨店」 なかにはたくさんの古着屋さんが入っています。マップ①のあたり
a0164296_0421538.jpg


その先にはおなじみ「フラミンゴ」
レディースとメンズ6:4ですが、基本の軍ものも押さえてあります。
a0164296_042697.jpg


その向かいの2F「MICMO」リーズナブルな値段で掘出物もありそうです。
a0164296_0415064.jpg


「フラミンゴ」の角を右折して小路に入ると
ユーロサープラスを主力とした軍もの専門のお店が・・お値段は、うーん
a0164296_0411385.jpg


そのとなり、990円均一のお店
平日は地方のショップ?から買い付けらしき人もいたりします。
運が良ければ掘り出し物もあるかも。マップ②のあたり
a0164296_0414164.jpg


そのまま北に向かうとおなじみ「NEW YORK JOE」
元お風呂屋さんの内装が生きてます(笑)値付けがうまいのか、商品の回転が速い!
マップ③のあたり
a0164296_0405229.jpg


みちなりにぷらぷら南下します。いろんな場所にいろんなお店がありますが、風情のあるUSタイガーのデコレーションに誘われて入ったお店「SPIKE」さん!!
a0164296_0404385.jpg


いやこれ参りました。ビンテージ系軍ものが充実しています。しかもバーゲンセールのタイミングと組み合わせれば最強です。マップ④のあたり
a0164296_0403812.jpg


そのまま西に向かうと「フラミンゴ」の角に戻ります。さらに西へ進むと「WOMB」(だっけ?)を目印に対面の小路を左折して南下すると、USカジュアル系古着屋さんが数件あります。マップ⑤のあたり(すみません写真取り忘れました)

そのほか、井の頭線西口徒歩1分のところに、軍ものに定評ある「TRADE MARK」マップ⑥のあたり
a0164296_0402299.jpg


南エリア南端、たぶんシモキタ最古参の「原宿シカゴ」を忘れてはなりません。マップ⑦あたり
a0164296_0405444.jpg

[PR]
by poemaquince | 2014-05-11 01:28 | 番外編 | Comments(0)

カジュアル衣料としてのタイガーカモ タッドポールパターンの場合

 タイガーパターン生地の本場(笑)、日本において、べトナム戦後80年代以降も断続的にさまざまなタイガーストライプの生地が主にカジュアル衣料用途としてプリントされて来ました。
 (とりわけ今期はカモ柄が来そうな予感がしています。ここ数年まちで若い人たちがタイガーカモパンツをはきこなしているのをぽつぽつ見かけたりします。(でも、今年の主流はダックハンターカモかな?))
 というわけで前回に続いて、今回はレプリカカジュアルのスタンダード、リアルマッコイの「タッドポール」っぽいパンツと、再現性の高さで、それ自体コレクターズアイテムになってるMASHの「シルバータイガー/タッドポールスパース/TDS」について見ていきたいと思います。
 (タッドポールっぽいといえば、ほかに安価で良質な中田製やバズリクソンズにも言及すべきなのですがすみません持ってません。追記:東洋エンタープライズさんではタッドポールの企画はしてませんでした。直近ではジョンウェインっぽいやつですね。勘違いすみません。)

 左がリアルマッコイ、右がマッシュ
 発売年によりいくつかパターンやバリエーションがあると思われるのですが詳細はよくわかりません。
 追記:マッコイさんのブログで調べたところタッドポール柄は2013春夏のリリースでした。
 当稿でのトラウザーズの型は、両者ともSgt.ジョンソン氏の定義でいけばZIP-7P1
a0164296_19245657.jpg


 背面からみたタイガーパンツ2種 左がリアルマッコイ、右がマッシュ 
 マッコイにも「おたまじゃくし」(タッドポール)の柄がはっきり見て取れる。
a0164296_19244659.jpg


 すこし見えにくいけどお尻と腿の箱ポケットの襠(マチ)方向の違いに留意
リアルマッコイは内側(と後方)に開き、MASHは外側(と前方)に開いている。実用的には外側に開いているほうが座るときなど邪魔にならず使いやすいが、「実物」では両タイプが観察される。
a0164296_19245289.jpg

a0164296_19241668.jpg


 ボタンのクローズアップ
 両者とも当時ものの実物にみられるタイプ 特にマッシュの緑ボタンに留意!!裏面に段のついていないラウンデッドバックタイプを再現しています。(写ってないけど)
a0164296_1924671.jpg


 ファスナーのクロースアップ
 レプリカのHAMAジッパーとASAHIジッパー(すみません、マクロ接写でぼけてます)
a0164296_19235423.jpg


 ファスナーのクロースアッップ
 レプリカのHAMAジッパーとASAHIジッパー
 プルタブの裏面には刻印なし
 実物を見たことはないのですが、ファスナのプルタブの裏面にも刻印があるようです。
(すみません、マクロ接写でぼけてます)
a0164296_19234313.jpg


サイズスタンプ
上段がMASH 下段がリアルマッコイ
a0164296_19234921.jpg


マッコイのインストラクションラベルとスタンプが賑々(にぎにぎ)しい。
(この状況で、無いとは思うけど)
パターンブック(とグーグル翻訳)を参考に読み解いてみると・・・
T.T.S.X.Q.Tは需品生産センターTRUNG TÂM SẢN XUẤT QUÂN TRANG
Q3はズボンサイズ 10/68は1968年10月
NHÀ MÁY SÀI GÒN はサイゴン工場
というこになるらしい。
a0164296_1923222.jpg


ややっ、マッコイさんの企画室ブログにも解説が!!
http://www.realmccoys.co.jp/blog/planning_section/2010/01/vol1john-wayne.html

やややっ!!T.T.S.X.Q.Tで検索していたら
こんなディープなブログも見つけました!!
軍事のみならず文化や歴史も視野に入れた情報が非常に参考になります。
http://ichiban.militaryblog.jp/
http://ichiban.militaryblog.jp/e498889.html
[PR]
by poemaquince | 2014-04-29 19:32 | tiger stripe | Comments(2)