M-51Parkaに関する2,3の事柄

極初期?M-51モッズパーカー

いやー暑いですね。
真夏に、パーカーのブログというのもどうかと思うのですが、ひさびさにM-1951parkaの話題に戻りました。かれこれこのブログを始めたのは1月でしたが、このブログを始めた当時のページに載せたダイアグラムを、なにげに眺めていて気がついたのは、その図に描かれてあった裾の仕様でした。
左裾の絞りコードの取り出し口が、裾の端でなく数センチ内側に描かれているではありませんか!
しかもその仕様はM-48を踏襲したものではありません。
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補記:この図の出典は、「U.S. Army Uniforms of the Korean War/Stackpole Books, 2002」からと思われます。MIL-specの添付図をもとに書籍用に配置したものと推測しています。それをどなたかがGIFに起こしたものを利用させていただいています。

この個体は、「M-1948との比較」のページで紹介したものですが、まさにこの裾を持っているモデルでした。
入手した当時は、このタイプの裾のバリエーションを見たのは初めてだったので、この個体限りのイレギュラーな処理をしたものと思っておりました。しかしながら、発注用の仕様図(多分)に描かれていたということであれば、当初からの仕様であったことがうかがわれます。
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裏側のクローズアップ、左はコード取り出し口が内側のもの、右は比較用の通常のモデル
追記:右の通常モデルと比較して、左側個体のドローコードが太いのは、太く見えるのではなく、実際にひとまわり太いため、またドットボタンについても、実際にひとまわり大きいものを使用している。(太いコードと大きいボタンは、M-1948パーカーと共通している。)
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表側のクローズアップ、下がコード取り出し口が内側のもの、上は比較用の通常のモデル
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タロンの真鍮ジッパーのクローズアップ
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このブログにおいても何度か言及していますが、生地の種類(厚地、薄地)のみをもって「初期」「後期」に分類するのはどうかということについて提起させていただいてます。次回は、いわゆる「初期」(と通常呼ばれる厚生地タイプ)の個体について比較していきたいと思います。
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# by poemaquince | 2010-07-04 18:04 | parka | Comments(0)