M-51Parkaに関する2,3の事柄

番外編 WH-Sumpfmuster 43 (ドイツ陸軍-沼沢地柄43)アノラック(パルカ)

 「ちょうちょ」の節で「小さなハンス」を口ずさみながら書いています。
 さて、ネットで調べものをしていてたまたま見つけた「ウォーターパタン」の正式名称?に誘発され、今回の記事を書いてしまいました。(って、一体何のことやらさっぱり判らない書き出しです。)
 今回は同じparkaでも番外編で、二次大戦後期に採用されたドイツ陸軍の迷彩パルカ(アノラック)についてです。サム・ペキンパー監督の映画「戦争のはらわた(Cross of Iron)」であのシュタイナが着用していたアレです。
(余談ですが、原題のCross of Ironは「鉄十字章」と「(鉄の)十字架‥墓標」のダブルミーニングではないかと疑っております。公開当時はすこぶる評判の悪かった邦題「戦争のはらわた」も今思えば「はらわた‥キモ(肝):本質」を示すなかなか示唆に富むタイトルのように思えます。ただ、当時はオカルト・ホラー映画で、「○○のはらわた」系のタイトルがはやっていて、それにイメージが引きずられてしまったのですが。)
 2000年のリバイバル公開時まで、シュタイナが着用していたのは今回掲載したこの「ウォーターパタン」の迷彩柄と一般には思われていたのですが、実は映画用「スプリンタパタン(破片柄)」(のボケたもの?)であることが確認されたようです。でもスプリンタパタンのボケたものならば、ウォーターパタン(沼沢地柄)と呼んでも良いような気もしますが。(追記:たしかに1943年の物語なので、シュタイナが43年モデルのウォーターパタンではなく、スプリンタパタンを着ていたほうが自然であることは確かなのですが。)

Parka WH-Sumpfmuster 43 (Wehrmacht reversible Winter Parka original)
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背面 腕と胴の生地プリントの色調が微妙に異なっている。
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前合わせのフラップ裏に「2」のサイズスタンプが読み取れる。
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リバーシブルで、裏面は雪中迷彩
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スタンプの拡大写真(下) サイズは2号、その他シリアルNo? 0/1001/0068と読める
追記
大戦期ドイツ軍装に関する充実したコンテンツで知られるシュタイナー氏のHPによれば、この表示は
「RB Nr(Reichsbetriebsnummer)と呼ばれ、1942年末より使用されたと言われている。番号は△/●●●●/◯◯◯◯の様に/で区切られていおり、●●●●が工場を、◯◯◯◯が地名を表している。」とのことでした。
http://steiner.web.fc2.com/uni/h/h-00.html
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次回、「ディテール編」に続く?

参照元
http://www.kamouflage.net/camouflage/00078.php
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# by poemaquince | 2010-05-16 03:25 | 映画 | Comments(0)