M-51Parkaに関する2,3の事柄

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安倍でも小池でもない「第三極」は可能か? あるいは前原「トロイの馬」作戦の失敗


 28日の段階では、わたくし川村は民進党の希望党合流を評価していました。第一報を聞いたときは驚愕していましたが、「名を捨て実を取るという戦略」に、なるほど国難アレ総理を打倒するため、「緑の悪魔」と取引し飛び込むその構想に感心、いや感動したりしてたわけです。これは、墨田金属日誌の門谷氏も指摘したように「国共合作」であり、前原代表の「トロイの木馬」作戦なのだと。だから民進のいわゆる「左派」は、いっときこうべを垂れ、屈辱に耐え、節を曲げてでも国会に踏みとどまり、まずはアレを倒して秋(トキ)を待つのだと。そして「緑の悪魔」を打倒するのだと。そんな夢想をしていたのでした。
 ところが、一日も経たないうちに情勢は変転したりしています。「希望党」は明確に「維新」との連携を表明し、民進リベラルは排除することを明確に打ち出してきました。この瞬間、前原の「トロイの木馬」は潰えました。
 希望党の内部に牽制勢力が残らないということになれば、そしてみどりのおばさんと維新が組むということであれば、コレまごうことなきファッショ政党が登場するも同然です。卑怯な国難アレの馬鹿さ加減にも、劇場ポピュリストのみどりのおばさんにもうんざりしている有権者の悲鳴が聞こえてきます。
 マスメディアは、安倍と小池の一騎打ちという絵を描いています。しかしまだ告示まで10日あります。大どんでん返しを仕掛けることを諦めてはいけません。たぶん小池はサプライズ狙いで国政進出を後出しするでしょう。
 しかし安倍VS小池では予定調和すぎます。もう一周回って、どちらにも胡散臭さを感じている有権者への受け皿が必要です。そしてその受け皿になるためには、大胆不敵な、わかりやすく思い切った政策を打ち出しましょう。(消費税減税と脱原発)

 (例えば)
 〇5年経ってもトリクルダウンは、やってこないことがわかった。
 〇景気対策のため、消費税率は5パーセントに戻し、内需拡大する。
 〇その財源は、法人税率を5年前の水準に戻して調達する。
 〇たばこ税は増税し、医療費への目的税化
 〇原子力発電所は順次廃炉し、廃炉技術の蓄積とその技術力を輸出
 〇東京オリンピックは返上し、その跡地と財源で災害基地の整備(中止に伴う費用1000億、開催費用4000億差し引き3000億黒字)
  (もちろん贈賄容疑でJOCを捜査)
  ・・・とかね

 そうして、そういった「しがらみ」のない政策を発信できるのは、一旦潰えたかにみえる旧野党共闘(民共社自)グループではないのかなあ。
 一周回って、「野党共闘」が第三極!(笑)
(記:9月29日22時)

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by poemaquince | 2017-09-29 22:00 | 安倍辞めろ! | Comments(0)

ほんとは猫空(まおこん)へ行くはずが、「明器」を観る。

 台北に行ってきました。(その3)
 ほんとは台北郊外の猫空(まおこん)へ行くはずだったのですが、ちょうど台風が接近していて、天気はまあまあの割に風だけが強くて、猫空(まおこん)站のロープウェイも停止しているようなのです。 スマホで貓空纜車HPの運行情報を見ても、営運サインは赤が点灯しています。「今日は一日、動きそうにないね」と、いうことで、急遽予定を変更して、近場にあった「国立歴史博物館」へ行ってみることにしました。
 ホテルから徒歩5分くらいのところです。(MRTだと「小南門」站から真っすぐ南下する方面の)台北植物園の裏門?から入りました。
 蓮の池を通り過ぎ博物館の裏手から正面へ廻ります。建物は写真で見るのと違っておもったよりこじんまりした感じです。常設展示のほかは、企画展など3つほどやってました。ひとつは地元画家の個展、もうひとつは台湾先住民族の「文物」展、三つめは台湾のなかの他のアジア(主にアセアン)諸国との共通する(あるいは異なる)文化の比較(例えば影絵(ワヤン)や檳榔(びんろう)売りなど)をテーマとした展示でした。推測になりますが、こういった中華文明以外の先住民族や広くアジア諸国との共通する文化をテーマにしているのは、「中華民国としての台湾」ではなく、「我々の台湾」という政治意識の反映なのではないかなどと考えたりします。多分、そこが「国軍歴史文物館」のメンテナンス閉館ともつながっているような気がします(いや、推測ですけど)。
 ということで、常設展示です。
 中華文明の至宝ということであれば「国立故宮博物院」のほうがメジャーだと思う(行ったこと無いけど)のですが、こちらの博物館もこじんまりはしてますが国宝5点を含む、古代春秋の青銅器から明・清の磁器までひととおりのものがそろってます。旅のスケジュールとしては、そのこじんまり感が、かえってちょうどいいかもしれません。そのなかで特に興味深かったのが、漢の陶・俑や、唐の三彩でした。特に紀元前・後200年を通じての漢代の陶・俑(「明器」と呼ばれるお墓の副葬品)は、その時代、すでに「文化的都市生活」が(たとえ特権的階級だったとしても)成立していたのだなあと、感慨深いものがありました。また、薄暗い館内でぼんやりうかびあがるそれら明器を見ていると、なんだか諸星大二郎先生の「夜市」(すみません諸怪志異「鬼市」でした)を思い出したりするのでした(いや、時代は違いますが)。
 
 灰陶撫琴屋
 これ、2千年近く前のものですよ!
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北魏の時代のもの
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リンク先は「光文社版コミック」(アマゾンが違ってる)です。「鬼市」は第三集に所収ですが、どの巻もとても面白いので、未読の方は全巻ご覧になるのが宜しいかと思います。

この項つづく
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by poemaquince | 2017-09-03 23:08 | 番外編 | Comments(0)