M-51Parkaに関する2,3の事柄

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ドイツ連邦国境警備隊の迷彩ジャケット ズンフムスター(沼沢地柄)の場合

 ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の再軍備(1955)に先立ち、警察部隊であるBGS(連邦国境警備隊)が先に設立(1951)された訳ですが、当時のBGS装備は旧ドイツ軍のデザインを踏襲するものが多くみられたりします。その一方で、新生ドイツ連邦軍の装備は、大戦中の惨憺たる記憶への配慮からか注意深くヴェアマハト色を避けているといえそうです。
 そんな訳で今回は、ドイツ連邦国境警備隊において、50年代末?から70年代中盤まで採用された、大戦中のズンフムスター(沼沢地柄)によく似た迷彩柄について見ていきましょう。
 
 BGSアインザッツヤッケ(ファティーグジャケット)
 このジャケットは1967〜76年の約10年間にわたり採用されていた模様
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 襟まわり、サイズタグ、エポレット用ボタンに留意
 71年製であることが解ります。
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 左腕のポケット(ペン差し)は通常ベルクロファスナ付きの蓋がつきますが、BGS徽章(アドラー)をはずすため、たいてい放出時にこのように破損されてしまう。
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 ジャケットの背面
 ベルトフック、装備用のDリングに留意
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 左身頃内側
 上部のスリットはサスペンダー用のものです。
 脇の下から腰部へのベルトフック吊り
 背面腰部のサイズタブに留意
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 同じく右側身頃内側
 欧州製軍用ジャケットによく観察される裾のドレッシングポッケットに留意
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 大戦中のHEER PARKA(陸軍パルカ)沼沢地柄のものと比較してみます。
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 すこし見づらいけどパターンが鏡合わせに反転していることに留意
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 別の個体との比較
 パターンが鏡合わせに反転していることが解ります。
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by poemaquince | 2016-05-29 20:03 | 番外編 | Comments(0)