M-51Parkaに関する2,3の事柄

<   2012年 08月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ヤンシン市場を訪問 DAN SINH Market in VIETNAM (番外編)

ベトナムはホーチミン市のヤンシン市場へ行ってきました。
といってもほんの一時間くらい、駆け足で見てきただけなのですが。
その昔サイゴンと呼ばれていた時代は、米軍の放出品(横流品?)などが出回っていることで有名であったそうです。
いまはそんな昔日の面影はないとのことでしたが、せっかくベトナムにいくのならやはり気になります。「家庭の事情」で充分な時間はとれませんでしたが、なんとか訪問することができました。
有名なベンタイン市場を散策したあと、家人らをグエンフエ通りにある国営百貨店まで送りとどけ、日差しの照りつける中、今来た路を歩いて戻ります。交通量や道幅にかかわらず道路に信号機があまりないため、おもいのほか横断のタイミングを図るのに苦労したりします。地図を確認しながらキーコン通りを南下していきました。
あまりそれらしい店は見当たりませんが地図で見るとすでに右手はヤンシン市場のあたりのはずです。次の角を右手に曲がると・・・ああっ、それらしい感じがしてきます。とりあえず、バイクパーツが山積みになっている小路を入りました。通路両側にブースで区切ったお店が商品を並べて続いています。どんどん進んでいきますが、機械関係のパーツの店ばかりです。(「サイゴン時代はここで軍用車のパーツなどばらして売っていたりしたのだろうか?」などといらぬ妄想が襲ってきます)そのうち電気工具とかの店ばかりになってきました。あとポリタンクの店とか家電の店とか、ロープの店とか???・・・
軍もの関係のそれらしいお店が見当たらないのです!とんだ空振りだったかも!という疑念が湧き始めた頃、なにやらガラクタみたいなものを売るお店がちらりと見えました。うん?確かにあれは米軍のキャンティーンカップだ!そう思いどんどん近づくと、お父さんと子どもが店番をしている小さなブースがありました。壊れた旧いバッチや、件のライター(ベトナムジッポーのこと)、ベルト、メスパンキット、軍用地図の束などが雑然と置いてあります。解放戦線の徽章を手に取ると、お父さんが「ブイシー、ブイシー」と教えてくれます。
「お父ちゃんちゃうで!ブイシーちゃう、リベレーションフロントや!(なぜか関西弁)」とも思うのですが、VCにお父さんなりの思いが込められていたのかもしれません。あるいは映画でしか戦争を知らないミリおた野郎の外国人にはVCのほうがウケがいいと思ったのかもしれません。
お父さんは、実物の米軍マップを買わないかと勧めてくれましたが(たしかにそのお店ではそれが出物と思われました)家人に固く購入を禁じられていた私はその申し出を丁重にお断りしたのでした。
・・・で、気がつけば、その通路の奥にもまだそれ系のお店が続いているのです!
ありましたありました。ベトナムの公設?市場は、基本的に取り扱い品目ごとにお店の並びを決めているようなのです。なので、軍もの系のお店も連なって20軒~位はありました。
今回、ざっと見て個人的にめぼしいオリジナルものとしてはM-1ヘルメットのシェル、コンパスポーチとか位だと思います。ヘルメットライナーもたくさん出ていたけど第三国のコピー生産?と思われました。(よく見なかったので確証ないです)
南ベトナム政府軍のユーティリティキャップのデッド品というものもあったけど・・うーん判断できない。実物見たことないし。
ウェザリングされた刺繍入りの解放戦線旗やナイロンパラシュートを裂いた生地?で偽装された北ベトナム軍のサンヘルメットとかも結構カッコヨかったのですが、もちろん家庭の事情で固く購入を禁じられていたので入手できませんでした。
M-1ヘルメット(のシェル)は、いくつかの店に置いてあり、オリジナル塗装は残っているものの後面に縦にクラックが入っているものが大半でした。(数年前まで、上野のM商店で同じ状態のものをよく見かけました。大量に重ねて置いておくと後面がやられてしまうということでしょうか?)
百聞は一見に如かずということで写真(キャプチャ)を掲示できれば、市場の雰囲気などが伝わってよかったのですが、スタンバイモードで「ビデオ撮影」したつもりになっていて、結局録画できてなかったというお粗末な顛末です。
そうそう、地元のお客さんがベトナム語で何事か店員さんに話しかけ、店員さんがお店から出してきたのはなんと、M-51ジャケットのオリジナルのパイルライナーでした!
トロピカルなホーチミンで、まさかM-51のライナーの取引を目撃するとは夢にも思いません。こんな季節にとても実用とは思えません。ベトナムでも「コレクター」が育っているのかなと感慨深いものがありました。
そうこうするうちに市場の正門?へ出ました。どうやら西南側が市場の正面のようです。
結局、土産物用に作られている?解放戦線の徽章をいくつか買ってドンコイ通りのホテルへ、とぼとぼ戻ったのでした。帰る途中、昼食を食べてないことを思い出し、店頭でバインミー(15,000ドン)を買い食いしました。空腹のせいもあったかもしれないけれど、おばさんのこしらえてくれたそのバインミー(バゲットにパテや香草などを挟んだもの)は、思いがけず美味しくて感動したのでした。

ホーおじさんは、21世紀になっても健在です。
a0164296_14401844.jpg


思ったよりたくさんあった「社会主義看板」
a0164296_14401167.jpg


全然関係ないけど、中部都市ダナンに残る旧米軍基地跡(車窓からだけど)
a0164296_1440352.jpg


ホーチミンといえば、ヴィクトル ハラ 「平和に生きる権利」
Victor Jara - El derecho de vivir en paz
http://www.youtube.com/watch?v=t-62nkkz_TE

[PR]
by poemaquince | 2012-08-25 14:56 | 番外編 | Comments(2)