M-51Parkaに関する2,3の事柄

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プリピャチ ・・・(番外編) 

 先日、吉祥寺を散歩がてら、井の頭公園横の「いせや」で一杯やろうと思い立ち、肴(さかな)代わりのフリーペーパーを探しに雑貨屋さんに立ち寄りました。
 さまざまなフライヤーが吊ってある棚で、いきなり目に飛び込んできたのは「プリピャチ新聞」!
 「プリピャチ」といえば「プリピャチ沼沢地!」、パウル・カレルか熊谷徹かというくらい「東部戦線」の代名詞だったんだけど、この新聞は違いました。そう、N・ゲイハルダー監督の99年のドキュメンタリー映画、「プリピャチ」を紹介したちらし新聞です。
 煙もくもくの「いせや」のカウンターに座りながら、ひなどり、タン、ハツ(80円)などつまんで、サッポロ大びん(500円)を飲みながら、新聞をながめます。3月3日から渋谷アップリンク、新宿武蔵野館などで上映予定とのことです。ほろ酔いの頭の中ではキエフの空がくるくる回っています。
 帰りみち、古着屋さんをチェックして帰りました。

こんなやつです。
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映画予告編





  「キエフの空」といえば ミュートビート・・・上の映画と直接の関係はないけど・・・ 


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by poemaquince | 2012-02-26 20:40 | 映画 | Comments(0)

カメラ治りました・・・

「M-65PARKAからPARKA,E.C.Wへ(その1)(2011年9月14日)」の当欄で、かれこれ1年以上まえの話として、リコーのカメラが突然機能停止してしまい、修理しようと思ったけど、修理費用が結構かかるため、いっそのことということで新しいソニーのカメラを買ったという件を記述いたしました。
その後、この欄もずっとSONY製カメラで写真を撮ってきたわけでした。
お正月に棚を整理してて、なんとなく捨てられないでいる壊れたリコーのカメラも、いい加減捨てちゃおうかと思い、どうせ捨てちゃうなら、ダメ元で無理やり分解していじってみて、万が一直ればもうけものと、軽い気持ちでネットで自己修理情報などを検索してみたりしたのでした。・・・で、分解記事もありました。カメラに関しては全くの門外漢なので、ひきつづき情報を検索します。そうしたら、ファームウェアの再起動の記事も出てきました。ららっ。ソフト的にリブートすれば回復する場合もある!・・・なるほど気がつきませんでした!
そう言われてみれば、故障はなんとなくソフト的な障害のような気がしてきました。起動させると鏡筒のせり出しが途中で止まってしまい、モニタが立ち上がらないという現象です。
新しいバッテリーを準備して、再起動をさっそく試してみます。「▼ボタン」とズーム「テレボタン」を押しながらパワーボタンを押下!モニタになにやら文字表示が出てきて、しばらくすると普通に復活したのでした!いやはや無理に分解しなくてよかった!(ていうか、捨てなくてよかった)
というわけで、復活したリコーのカメラも使って、いままでなんとなく感じていた「画質の違い」みたいなものがどのようなものか、実際に比べてみることにしました。

被写体はもちろんM-1951PARKA、前回のドローコードの記事で言及した個体です。
今回、ひさびさに実際に撮影してみて感じたのは5年間の技術の進歩です。以前使っていた時には全く気にならなかったモニタの小ささやカメラの大きさなども、並行して使用すれば、なるほど不便を感じたりします。また、デフォルトで撮影するファイルの大きさの違いに驚きました。リコーはファインモードでも数百Kバイトなのに、ソニーのコンパクトは数Mバイトを食べてます。普段は全く気にしていなかったのですが、改めて新旧の違いを感じたのでした。
そして、広角で明るいレンズ、おまけにAVCHD動画も撮れてしまうというスペックで、1万数千円台という旧式カメラ修理概算と同じような値段、で買えてしまうこの時代・・・

ソニーのコンパクトで撮影した全体像
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リコーのコンパクトで撮影した全体像
パーカの真上から撮るため腕を伸ばして撮るので、モニタは殆ど見えなくなってしまいます。
でも、パーカの色調とかはこちらの方がよく出ていると思います。
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ソニーのコンパクトで撮影したコントラクトスタンプとフード廻り
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リコーのコンパクトで撮影したコントラクトスタンプとフード廻り
やはり、生地の質感の表現に差があると感じます。記述者川村はリコーの方が感じが出ていると感じます。
(ネット上で見たら、そうでもなかったけど(笑))
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撮影で使用しているソニー製カメラと復活したリコー製カメラ
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2011/2/5
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by poemaquince | 2012-02-05 15:37 | 番外編 | Comments(2)

M-51パーカ MIL規格に於けるドローコードの仕様について

前回は、フィールドジャケットの裾の伸びきったゴムのドローコードを、パーカの失われたドローコードのかわりにウエストに移設などしてみました。長さなど適当に目分量で調整していたのですが、「そうだ、MIL仕様書ではどうなってるんだろう?」と思いつき、さっそく確認してみました。
というわけで、今回はドローコードがMIL規格でどのように規定されているか見ていきたいと思います。

今回の個体は、コントラクトスタンプが鮮明に残っているので納入者や発注?年月日が明確です。1953年6月16日付DONCHESTER MFG製のMIL-P-11013Aです。
MIL-P-11013Aに於けるドローコード規定を見ていきましょう。
まずは素材の概観
3.3 Material
3.3.6 Drawcords.---- The hood, bottom, and waist drawcords shall be braid, cotton, tubular, solid, 1/8inch diameter, vat dyed olive green No.107, conforming to type IV of Specification MIL-B-371, except the ends of all drawcords shall be tipped or impregnated with cellulose acetate, or cellulose acetate butyrate (see table I, operation 1i. for cut length).
3.3 素材
3.3.6 ドローコード
フード、裾、ウエストのドローコードは、堅牢丸型コットン製組みひもで径1/8インチ、バット染色のオリーブグリーンNo.107として、仕様MIL-B-371のⅣ型に一致させる。ただし、ドローコードの両端は、酢酸セルロースまたは酢酸ブチレートセルロースにて先端加工する(切断の長さについては、I表の手順1iを参照すること)。


・・・で、I表-1 i を確認すると・・・
ウエストのドローコードはSサイズで58インチであることが分かります。えーと58インチ・・・約147センチ、結構長いっす。
前回加工したドローコードを実際に計測したら140センチでした。140でも、充分長くて間に合ってるんだけど・・・
ちなみにXSだと54インチで137センチです。
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念のため、11013A版でなく、Mil-P-11013初版だと何センチか、表を確認してみる。
シート下方、項目「i」に表があります。タイプライターで作製しているのでだいぶ見難い表なのですが、サイズSがウエストのドローコード長さ49インチで、124センチ・・・A版にくらべ、だいぶ短い。うーん・・・
そして、その右を見ると、あれ? ライトとレフト?と書いてあります。一瞬「?」と思ったのですが、思い出しました。初版の規格なので、なるほど裾のドローコードの長さも左右違っているのでした。各サイズとも右の方が3インチずつ短いのです(2010/07/04拙稿「極初期?M-51モッズパーカー」を参照)。
どうやら、裾のドローコードの件については、別稿で、もう少し考察する必要がありそうです。
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2012/2/4
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by poemaquince | 2012-02-04 23:18 | parka | Comments(0)