M-51Parkaに関する2,3の事柄

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M-51 parka の呼称について その2

 ヤフーオークションのカテゴリーにも「モッズコート」が登場し、いわゆる「モッズコート」が、限りなく「事実上の標準呼称」に近づいてしまいました。
 本稿においては、(モッズ)「コート」でなく「パーカ」(M-51パーカ、モッズパーカ、フィッシュテールパーカ、シェルパーカ)を使用していきたいと考えています。また70〜80年代に生産された"PARKA,Extreme Cold Weather"については、特に区別の必要がない場合、M-65パーカと呼びたいと思います。

ティピカルなモッズパーカ M-1951 ファーフード付
(parka,shell M-1951)
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いわゆるM-65パーカ"PARKA,Extreme Cold Weather"
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今更、モッズ vs ロッカーズ
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by poemaquince | 2010-01-23 16:25 | parka | Comments(0)

ファーフード(Hood,Parka)について

 一般にコヨーテフードなどと呼ばれてはいますが、スペックでは必ずしもコヨーテに限定していないのではないのでしょうか。推測ですがコヨーテのほか一般的にはたぬきやアナグマ、きつねなどが採用されていると考えます。(余談ですが、M-1948 parkaではヌートリア(?)がありました。毛皮にあまり詳しくないので断定はできないですけど、硬さなどからそう推測しています。)
 

右がM-51フード、左がM-65フード(比較的初期にみられた獣毛タイプです)
M-65フードのほうが一回り大きいのが判ります。
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M-51では襟元を2つの大型ボタンで閉じます。M-65はボタンを使用せず、幅広のベルクロテープ(パイル&フックファスナ)で閉じます。
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M-65フード同士の比較、右が天然のファー、左が化繊のファー
ファーの材質以外の形、仕様は同じです。
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上図はM-65フードの仕様を示しています。
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by poemaquince | 2010-01-23 15:44 | parka | Comments(9)

M-65parkaとの比較その2

 もう一つの大きな差異は、エポレット(ショルダーストラップ)の有無です。付いていないものがM-65です。また、肩のプリーツも省略されました。その他、細かい点ではいろいろあるのですが、写真で判断する場合、とりあえず目につきやすい特徴を挙げるとすれば、右胸の補強?のウェビングテープの縫い付けの有無です。概ね70年代以降のM-65に縫い付けてある場合が多く見られます。オークションでの写真で、フードや肩が確認できなくとも、右胸にこのテープが貼付いていれば、概ねM-65と考えてよいでしょう。ただし、テープが無いといってもM-51とは限りません。60年代のM-65は殆どテープの縫付は見られません。また、まれにM-51のシェルにこのテープが縫い付けてある場合があります。謎が謎を呼んでいる状態です。

右がM-51、左がM-65 エポレットの有無と、すこし見難いのですが肩のプリーツの有無に注意
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70年代後半のM-65(というかECW)パーカ、右胸のウェビングテープに注意
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ライナーを留めるボタンのタブもナイロンテープに変更された。
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by poemaquince | 2010-01-20 00:28 | parka | Comments(2)

M-65parkaとの比較

M-65パーカが、オークションなどでM-51パーカとして出品されてしまっている事例などがまれに(最近では非常に多く)見られます。
M-65パーカも70年代に入るとコントラクトラベルから「M-65」の表記が消え、「エクストリームコールドウェザーパーカ」(parka,extreme cold weather)になったりするので余計に混乱しやすくなってしまったのではないかという気もします。M-51とM-65は外観上明らかに異なる点もあるのですが、写真のみだと中々判りづらいことも事実です。そこで写真で判りやすいような外観上の違いをいくつか述べてみたいと思います。やはり一番のちがいはシェルにフードが付いているかどうかになります。ただし、ファー付きフードをボタンでとめてしまった場合(特に、M-51フードを付けてしまった場合)一見して、なかなか分かりにくくなってしまいます。

M-65パーカ シェルの図
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1970会計年度発注のM-65パーカ コントラクトラベル
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71年会計年度のM-65パーカ コントラクトラベル
 M-65の表記が消え、parka,extreme cold weatherに移行した表示に注意
 (ただし、裾裏のインストラクションラベルにはM-65の表示あり。)
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M65パーカ フードを外したところ。
シェル本体にフードが付いていない点に注意
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M1951パーカ ファーフードを外したところ。
ファーフードは、本体のフードの内側に重ねて装着します。
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by poemaquince | 2010-01-20 00:19 | parka | Comments(0)

M-51 parka の呼称について

 世間では、M-51 parka について、多様な呼び方がなされております。主なところではアパレル/音楽系では、モッズコート、モッズパーカー、フィッシュテールパーカー、軍もの関係では、M-51シェルパーカー、M-51フィールドパーカーなど
 また、不本意ではあるけれど、タレント/ドラマ関係で「青島コート」という名称により広く定着することとなったりしてます。
 とりわけアパレル系では、アーミーグリーンのそれっぽいコートはすべて一括して「モッズコート」と呼ばれてカテゴライズされてしまい、その対象についてもだいぶ混乱がみられます。(たしかに「さらば青春の光」でもエースはトレンチコートだったけど。)しかし私見では、やはりMODSといえばモコモコのフィッシュテールパーカーということで、モッズパーカという呼称はM-51の流れをくむデザインに限定して使用したいところです。
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追記(2011年9月)
当ブログは2010年1月にこのページより始まりました。ウェブログという形式上、それぞれの記事について時間の経過順に読まないと分かりにくい点などもあるかと思います。その場合は、どうかこのページを起点にお進みください。
追記の追記
タグ(☆はじまりのページ)でこのページに飛んだ方は、矢印クリックで次ページ移動することができないことが分かりました。閲覧性が悪く、ご迷惑をおかけいたします。「以前の記事」で動いていただくのが結果として一番早いかも・・・・すみません。
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by poemaquince | 2010-01-18 23:36 | parka | Comments(0)