M-51Parkaに関する2,3の事柄

虎縞迷彩服の迷宮 MASHレプリカの驚異!オリジナルと比べてみよう TDSの巻

 90年代末から00年代初頭にかけて、大阪MASHさんが企画した「タイガーストライプ」レプリカは、その再現性の高さからそれ自体がコレクターズアイテムとして世界中のコレクターから絶賛されたりしています。
 (残念ながら90年代当時の川村は、タイガーストライプには全く興味がなく、腐敗した軍事政権とそれを支援する新植民地主義尖兵の「トラ柄のキモいアレ」くらいの認識でした(笑)。それが、数年まえにリップストップの「当時もの」を見かけたこと(TSの迷宮その1参照)をきっかけにいろいろ気になりはじめ、いまでは、パーカのことも等閑(なおざり)にして、今更ながらこんなブログを書いていたりします(いや、人生どう転ぶか判んないもんです)。)
 というわけで、さっそくMASHさんのレプリカがどんなに凄いか見てみましょう!
 今回比較するのは、ジョンソン分類でいうところの『おたまじゃくし柄希薄系/タッドポールスパース/TDS』MASH分類では『シルバーパターン』、それのいわゆるアジアンカット(5個ポケット、フロントボタン)モデルです。

 両者の全景
 左:MASH
 右:オリジナル
追記:色味はそのときどきの生地/捺染具合により印象が大きく変わることがあるため、色の印象のみをもって似ている似ていないを論ずることはあまり意味の無いことと考える。
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 フロントボタンを開いたところ
 ボタンは、ポケットも含め全て同径同型であることに留意
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 フロントボタンの配置状況
 ボタンの台布は長方形でなく緩いテーパーがかかっていることに留意
 (上の写真も参照)
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 背面から見たところ
 写真では判りづらいが臀部ポケットはいずれも外側に襠がひらいている。
 左:MASH
 右:オリジナル
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 サイズタグの比較
 上段:MASH
 下段:オリジナル
 字体や、生地の布織は異なるが、MASHで再現されたような字体や生地もあったと思われる。
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 MASHのサイズタグのクローズアップ
 織りが荒く、洗濯をするとすぐにほつれてしまいそうなタイプ?
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 オリジナルのサイズタグのクローズアップ
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 大腿ポケットの比較
 左:MASH
 右:オリジナル
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 バンテージポケット(シガーポケット)?のクローズアップ
 左:MASH
 右:オリジナル
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 ポケットの襠の状況
 両ポケットとも前方に開いている。
 MASHについては小ポケットの襠を膨らませ忘れたため写っていないがちゃんと箱ポケットになってます。
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 裾のドローコード
 コードは、手芸でよく見かける太いものを使用している。
 トラウザーズのシームに沿って取り出し口をつくっていることに留意
 上段:MASH
 下段:オリジナル
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 ボタンのクローズアップ
 上段:MASH
 下段:オリジナル
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 ボタンの裏面の状況
 へそ(段差)が付かないラウンドバックであることに留意
 左:MASH
 右:オリジナル
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 タイガーパターン「おたまじゃくし」部分の比較
 パターンのみで真贋を見分けるのはちょっと困難
 左:MASH
 右:オリジナル
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 というわけで、生地、カット、その他部材等非常にリアルに再現されていることがご理解いただけたと思います。 なので、程よくフェードしてしまえばオリジナルと鑑別するのは(サイズ感を除いては)困難です。
 左:MASHのアジアン-スモールサイズ
 右:オリジナルのアジアン-ミディアムサイズ
 アジアンサイズの場合、MASHのほうが、ふた廻りほど大きくつくられている。
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by poemaquince | 2017-05-23 21:50 | tiger stripe | Comments(0)