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M-51Parkaに関する2,3の事柄

そして本当の「国難」が始まる。「ぼくらの民主主義」の国(笑)の巻

 2017年10月21日土曜日の夜の光景から連想されたことを記しておこうとおもいます。
 7月の「リベンジ」と称して安倍国難JM党総裁が、衆院選最終日にJR秋葉原駅頭にて演説を行ったわけです。党に動員をかけられた地元・業界「おつきあい」の人々だけでなく、日頃から安倍の言動にシンパシーを感じているらしいアレ系な人々も(たぶん自発的に)結集したようでした。いやはや、もうその雰囲気たるや。。。。
 「安倍やめろ」ダンマクの二番煎じなのか、巨大な「頑張れ安倍総理」「国難突破へ」の横断幕(笑)も立ってます。
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 そんな当日のアレの演説は、データを都合良く歪曲した自画自賛、反対党派への国家主義的あおりと侮蔑、国際情勢を仮託した恫喝とかそんなんばっかり。。。そしてそれを喝采するアレな支持者  そして会場には「あの旗」が林立しています。自民党の政治集会(と、排外主義のヘイトデモ)って、なんでいつも「あの旗」ばかりなのだろう?(いや、日本会議系が、紙製の旗配ってるのはそうなんだろうけど、今回は「自前」(?)のヒトとかもいたようだし。)
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 党のキャンペーンフレーズも「この国を、守り抜く。」とか「夢と希望と誇りの持てる私たちの「日本」」とかで、他の政党と異なり「国家」を前面に押し出す売り方をしています。(もちろん「幸福実現党」や「日こ」のような極右政党も「国家」を前面に押し出してたけどね)  そういった、国家 をよりどころに大衆を煽る政権って、じつは「中国」「北朝鮮」の政権といっしょなんだよね。もちろん彼らは選挙で選ばれてないけど。いっぽう日本の選挙で「煽り政権」を支持しちゃってるのって、ソレ「自由からの逃走」じゃね?

 それにしても、趣味の軍オタブログで、繰り返しこんなことまで書くなんてマジで情けない社会状況です。川村の危機感が杞憂に終わればそれに越したことは無いんだけどさ。
 アレがあまりにも政治的に「無恥」「卑怯」(個人的には「いい人」かもしれないけどナチだって廻りに対しては良き夫、良き父、良き隣人であった)な振る舞いを続けること、たとえば国会答弁で「話が噛み合ない」会話。いや政治家だから多少のばっくれとかもあるでしょう。しかしものには程度というものがある。アレの場合、「丁寧に説明」という自らが発したことばに対して、何の応答も回収もしていない。この「言葉」に対する不誠実さあるいは無責任さは、政治指導者として非常に危険なパーソナリティーに思える。上品に言っても「統治の正統性の危機」、乱暴な言葉でいえば「ファシスト」や「ナチ」、「スターリニスト」に見られる傾向なんじゃないかな。
 あるいは、少子社会を「国難」として衆院解散の理屈に挙げたけど、以前にも書いたとおり(http://parkashell.exblog.jp/23440763/)、「保育園落ちた日本しね」のときもアレはほとんど問題ともしていなかったし、この問題はもう何年も前から喫緊の課題としてフォーカスされてたし、だったら何で「子ども手当」を廃止したんだよ!!って話です。

というわけで、テレビでは、アレが「あなたの声きかせてください」って言ってたわけで、それに応えるかたちで 10月21日「モリトモ説明しろー」と声を届けてみました。(ほんとは加計のつもりで叫んだけど間違えた)そしたらそのへんのオサーンに「黙れ!選挙妨害すんな!」ってすごまれたから、「妨害ではない!国民の権利だ!」と(毅然と)伝えたら黙っちゃったよ。伝わったのかなあ。そうならいいな。
(ありゃりゃ、ネット検索したら室井佑月も同じこと書いてた。)

 あと、顕正会(仏教系団体)の女性たちも集会現場にすごく沢山来ていて「顕正新聞」を掲げて抗議していたのだけど、彼女たちを指してアレ支持者たちが「こいつらカルトだから」って、笑ってた。「いや、だからお前らもな」って、思いました。(ためいき)
by poemaquince | 2017-10-28 22:52 | アレという国難 | Comments(0)