M-51Parkaに関する2,3の事柄

タイガーストライプの迷宮(その10) TO-74の謎(その2)

 前回の「タイガーストライプの迷宮その9」で、「P−Tタイガーの謎」http://parkashell.exblog.jp/21732955
と称してJWDパターンの個体の考察をした訳ですが、その胸ポケットからコントラクトの記された紙片が偶然出て来て、いわゆるP−Tタイガーは、『TO-74』であった可能性が明らかになったのでした。
 今回は、そのポケットから出て来た紙片の黒塗りをしている部分を解明しようという試みです。
 全くの偶然なのですが、つい最近、御厚意により譲っていただいたタイガーストライプを特集した古ミリタリー雑誌の記事に驚くべき記述があることに気づきました。「アームズマガジン1989年7月号」での本島治氏(たぶん)の記事です。
 順次写真にて説明していきたいと思います。

件の紙片
右下に黒塗り
a0164296_11381164.jpg


太陽光下で斜めから見るとうっすらと読めるかも。
ということで
目視観察では PU MI LONG BINII?かなとも思ってましたが、
撮影画像でみるとFU MI LONG BINH??
フミ ロンビン?
これべトナムのロンビン??
てっきり日本で縫製していたと思っていたこのタイガーストライプ、
ロンビンで縫製していたということでしょうか!! 
a0164296_1138115.jpg


また、偶然のタイミングで譲っていただいたアームズマガジンにも驚きの記事が!!
同じコントラクトの紙片の写真が載っているのでした!!
しかもTO-78(いわゆるタッドポールデンス)の!!
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月刊アームズマガジン1989年7月/通巻13号P79((株)ホビージャパン)

いやー、これってサイゴン近郊のロンビン(ビエンホア省)に日本企業の縫製工場があったのか??
それとも日本製生地を輸出して、現地企業が受託縫製していたのでしょうか?
70年代にもなると縫製も日本国内から海外に移転したということでしょうか?
また、TO-74とTO-78のコントラクト年月(71年1月)も一緒ということは、いわゆるTDDとJWDが同時期に発注、生産されたということになりそうです。
いやはや、なぞは深まるばかりです。

追記:当時ロンビンには米軍の補給基地があったようなので、調達元あるいは集積元などの記載なのかもしれません。謎です。
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by poemaquince | 2016-04-16 11:48 | tiger stripe | Comments(7)
Commented at 2016-06-22 01:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by poemaquince at 2016-06-22 22:12
dsa167さんから「非公開」で、非常に重要なコメントが届きました。
(ただし直接非公開でのお返事機能はないようなので、お返事は公開(笑)になってしまいます。)
dsa167さま、重要なご指摘ありがとうございます。
ブログをご覧になっていらっしゃる皆さんとの情報の共有のためお手紙の内容を公開してよろしいでしょうか?
お返事、お待ちしております。
Commented by dsa167 at 2016-06-23 22:25 x
こんばんは。
紙タグの件ですね。
宜しくお願い致します。
Commented by poemaquince at 2016-06-25 13:49
ということで、dsa167さんの投稿を採録いたします。

(以下dsa167さん)
こんばんは。
この紙片についてですが、確か85年頃にサムズミリタリ屋さんが作ったレプリカに付いていたものと記載が同じ様です。

サムズミリタリ屋さんが「本物」をフルコピーしたのかもしれませんが、少なくともこの雑誌に載っているものはサムズさんのレプリカに見えます。

今まで「本物」のT078に付いた紙片を何度か見た事ありますが、地名が入っているのは見た事がなく、サムズさんのレプリカのみロンビンの地名が入っています。

何度も言いますが、地名入りの本物があってそれをサムズさんがコピーした可能性は捨てきれません。

P-Tタイガーも恐らくサムズさんのレプリカだと思うのですが、これも「本物」があってのコピーかもしれませんし私の中で謎は深まるばかりです。

だからタイガーは止めれません(笑)
予想ばかりの長文失礼しました。
Commented by poemaquince at 2016-06-25 14:02
(上記dsa167さんの投稿に対しての川村のレスポンスはつぎの通り)
どひゃー!!(驚愕)
・・ってことは、この紙片は、サムズミリタリヤさんが80年代中盤に作成したってことですか?
いや、それにしては紙質や字体が非常に凝っていてリアルなんですが!!
雑誌「アームズマガジン」の記事は、本島氏ご本人(たぶん)が書いたものなので、当該記事の中の紙製ラベルは実物で間違いないと思われます。
そうすると問題のP-Tタイガーは本島氏の作ったレプリカなのかどうかということですね。
これはご本人にお訊ねするのが一番はやいかも(笑)
(勝手な想像ですが、販売当時、入手先を明かせない事情から「レプリカ」として販売した(笑)なんて勝手に妄想したりしてます。)
いやはや、謎は深まるばかりです!!
Commented at 2016-06-26 13:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-06-26 13:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。