セカオワのモッズコートはM-65なのか?
年頭を飾る第一稿は、意表をついてジャパニーズポップスのコレです!!
いささか旧聞になってしまいましたが、SEKAI NO OWARI「ドラゴンナイト」のステージ衣装についての考察です。
たしか秋に駅スタンドの雑誌表紙で彼らを見かけたときに、「おおっM-65パーカじゃん!かこいー」と微笑ましく思ったのでした。(もうそれだけでセカオワに勝手に好印象です。)タレントさんが着用してメディアに露出すると世間の注目がそのアイテムに集まります。今回のセカオワのモッズパーカもそのひとつなのですが、一部誤解がありそうなので、ちょっとだけ言及したいと思います。
で、「セカオワのモッズパーカは、ほんとにM-65なのか?」です。
実際に手に取ってみた訳ではないので、断言はできませんが、結論からいえばネット上の断片的(かつ不鮮明)な写真から判断すると実物のM-65モッズパーカを使用しているといえそうです。ただし、ベースとしては利用していますが写真で見てもかなり「お直し」をしているようです。特に肩幅とアームをずいぶん絞っています。なので、たとえXSサイズ(っていうかXSであってもすごく大きいです)をなんとか入手できたとしてもセカオワの深瀬くんのようにはなりません。荷物が届いて着てみたら「あれ、イメージとちゃう」ということが起こりえます。
ということで、まねをするなら実物M-65を購入したら(初期の小さいサイズは高価ですが、80年代の大きめサイズであればネットオークションでも比較的安く手に入ります。)デザイン学校へ行ってる彼女や彼氏あるいはお友達に相談して、縫い直しをおねがいしてみるほかないでしょう。ふつうのお直し屋さんでは厳しいかも知れません(パーカ本体の3倍くらいのお直し代になるとおもいます)。ネットなどでM-65パーカそのものを「セカオワのモッズコート」として紹介していたりしますが、購入する場合はその点に留意されると良いと思います。(マスクのひとのはそのままのようにも見えます。)ご健闘をお祈りします。ドラゲナイっ
Dragon Night SEKAI NO OWARI
フード廻りを観察する限りオリジナルのM-65に見える。
アームをだいぶ細くしています。
アームと肩は詰めているけど、ボディーはモコモコ感が残ってるね。
マスクの人のは、直してないフルオリジナル?(すみません、名前知りません)
写真は、考察のためネット上のものを引用させていただきました。
追記:すこし鮮明な写真がネット上にありました。
やはり実物を直しているようですね。
追記の追記(nov.2015)
2015/16秋冬の新作で、YMCLKYブランドでシービーズさんがM-65パーカをリリースした様子です。1万円台の前半で、フード、ライナーとも付いています。再現度も上々でシルエットも今ふうと思われます。今期(2015/16)狙っているのならオリジナルを直して着るよりこちらをそのまま着たほうがもしかしたらスムーズかもしれません。
高円寺のショップで目撃しました。
追記したら、投稿日が11月に更新されてしまい、オリジナルの日付が判らなくなってしまった(笑)
とりあえず10日ころかな?