M-51Parkaに関する2,3の事柄

タイガーストライプの迷宮(その2)レイトウォー,ラージパターン,タイランドの場合

 「タイガーストライプには手を出すな」というご先祖さまの戒めを破り、懲りずに「その2」の記述です。
 ほんとは、MASHさんのページで最近はじめて知ったU.S. Army Procurement Agency, Japanによるタイガーストライプ被服調達についての雑感を「その2」として言及するつもりだったのですが、さっきたまたま検索でヒットした古着屋さん「Sixpacjoe」さんのページにも、リップストップ生地のタイガーストライプがありましたので図らずもこちらを「その2」にしてしまいました。
 前回ページで言及したさきのサープラスショップで目撃したリップストップ生地も今回のこのパターン(Thai, late war, large pattern )に近いように思えます。
 前回にひきつづき、すみません写真引用させていただきます。
 参照元はSixpacjoeさんhttp://sixpacjoe.ocnk.net/product/1272?
 引用させていただきました写真の著作権は参照元の撮影者様にあります。

 パターンは、Sgt.ジョンソン氏の197ページ「レイトウォーラージパターン,タイランド」に近いようです。
a0164296_172938.jpg

 
 生地の感じは完全にライトウェイトのポプリン/リップストップ生地に見えます。縫製やボタンの造りにローカル感が漂います。
a0164296_184297.jpg


 プリントが不鮮明ではっきりしませんが、上段一行目はタイ語?で二行目はベトナム語のようにも見えます。詳しい方ご教示いただければと思います。
追記:よく見ると一行目もベトナム語文字?かも。
a0164296_175278.jpg

追記:ジョンソン氏の書籍を参照すると、下段表示 A"2"(スタンプは転倒している)はサイズみたいで、12/74は年月を表すみたいです。とすると74年12月はぎりぎりベトナム戦時代にかかりますが、下記の追記のとおりジョンソン氏はポストベトナムと言ってます。スタンプがフェイクなのか、74年にリップストップがあったのかは判断がつきません。

きょうのまとめ
 時期はさておき、生地はトロピカル仕様なのでベトナムで使用されたとしてもぜんぜんおかしくないなー。スタンプに何が書いてあるか分かるとおもしろいのだけれど。
重要な追記:Sgt.ジョンソン氏の本、197ページを良く読んでみると、リップストップ生地は、ベトナム後のビンテージとちゃんと書いてありました!!(ただし、ジョンソン氏のなかでの「ポストベトナム」がいつからを指すのかは現時点では未確認です。)リップストップは70年代後半以降ということでしょう。
追記の追記:記述者川村は75年の北による「解放」をもってベトナム戦争が終結したと認識しているのですが、もしかしたらタイガーパターンズの著者であるジョンソン氏(や一般の米国人)は、73年のパリ協定とそれに伴う米軍の撤退をもってベトナム戦争が実質的に終結したと感じていたとも思えます。もしそうであるならば、氏の言う「ポストベトナム」は74年以降〜とも言えそうです。
追記の追記の追記:ジョンソン氏の本によれば、サイズ表記のうちAは上着(ベトナム語でAO)、Qはズボン(ベトナム語でQUAN)を指すのではないかとのこと。ってことはこの個体のサイズ表記A"2"は矛盾してくるんだけど・・・
謎がひとつ明らかになったとおもったら、また謎が・・・迷宮は深まるばかりです。
もうひとつ追記:
こんなのもありました!
http://www.mash-japan.co.jp/cgi-bin/prd.cgi?itemno=06-01-7014&pg=3
[PR]
by poemaquince | 2013-11-24 01:13 | tiger stripe | Comments(0)