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M-51Parkaに関する2,3の事柄

2020TOKYOって、これじゃ「AKIRA」じゃん!?

 あーあ、またやっちゃった。2020年東京オリンピック!
 これ、大友克洋の「アキラ」の世界だよね。
 日曜日、決定の報道を聞いて、このマンガを思わず書棚から取り出して読んでしまいました。
 日本政府は、天文学的予算を積んで、「アキラ」の覚醒をコントロールしようとするんだけど、2020東京オリンピックの予定地にトリックスターが現れてひと暴れすると、やすやすと「アキラ」は復活してしまう!そして、東京は三たび破壊され、荒廃する。
 現実世界での「アキラ」は「福島原発」かそれとも「超高齢社会」の寓意か?まさか「巨大地震」だったりした日には笑えない。そもそも計画会場はそのほとんどが臨海部の埋め立て地だし。
 日本が明るくなるとか景気がよくなるとかどの口が言っているのだろうか。 
 1964年の都市基盤大建設とは異なり、ハードでの再開発経済効果なんて非常に限定されたものだよね。てゆうかそんなハードにお金を突っ込まないで、次世代のための子どもの教育や若者の生活安定のための基盤整備に使ったほうがよほど経済的に有効なのにと思うのでした。
 (いやはや、M-51パーカ絡みの記事でなく、番外編ばかりが続いてしまって、反省しきりです。ごめんなさい。)
大友克洋「アキラ」
by poemaquince | 2013-09-15 07:05 | アレという国難 | Comments(0)